舘ひろしが主演していた「刑事貴族」のサントラ盤。といっても、劇中で使われたＢＧＭは１曲目のオープニングテーマの「コール・フォア・アクション」と３曲目「２・オブ・ア・カインド」（提供告知ＢＧＭ）が中心。劇中ＢＧＭが聞きたい人は、刑事貴族２のサントラを買うといい。（残念ながら廃盤）しかし、この時代の刑事ドラマのBGMは何と豪華、ゴージャスだったのだろうということは、このアルバムを聴きながら何度も感心した。収録は舘ひろしのエンドデーマ以外はすべてニューヨークで敢行。ライナーノーツには、NYの若手ミュージシャンの顔写真が紹介されている。（彼等もさほど有名ではないのだろう）

ディスコのBGMで使われていてもおかしくないようなノリノリのユーロビートサウンドである。この流れは、同じく舘が主演したあぶ刑事で確立され、石原プロのゴリラで最高潮を迎えた。シング・ライク・トーキングなどの有名グループが参加していたのだが、彼等がメジャーにブレイクするとはこの時は誰が予想できただろうか。

ちょうど日本経済がバブルの最高潮で浮かれていた瞬間に作成されたアルバムであり、これは一つの大きな時代のテスタメントともいえよう。

これ、すっごく面白かったよ！！

でも正直２の方が好きｗ
２もぜひ！！

熱中時代や相棒といった代表作もありますが、30~40代の方なら、刑事貴族ですよね。
ずっと待ってました!!そして、刑事貴族を知らない世代にも是非みせたいです。

刑事貴族3のDVDから時間が空き、ついに
刑事貴族2のDVDが実現しました！
な涙が出ますね。
団憂太さん、原田実さん、そして地井武男さんが逝去されて、ソフト化は不可能と
噂されていただけに、感慨もひとしおです。
90年代前半から「視聴率男」の異名を取っていた水谷豊さんを主演に起用し、
若手刑事達をまとめる頼れる兄貴分な感じです。
水谷豊さんの少し砕けつつも、締める所はキッチリ締める役柄は、相棒から見ている
若い人達は少し驚くかもしれません。

特筆する見せ場は、水谷さんの流れるようにカッコいいガンアクションでしょう。
他の刑事ドラマや映画とは比べられない、
流れるような態勢で腰のホルスターからデトニクス45を抜き取り、
発砲するアクションはとにかくスタイリッシュでカッコいい！
決めゼリフ「代官署を舐めるんじゃないよぉ！！」
もしびれます。

シリーズで一番のハードアクションをご自身の目で確かめてください！

このVol.2は、刑事貴族２後半で使用された音源を中心に収録されています。
第30話「長良川大追跡」の冒頭ＢＧＭをはじめ、オズニー・メロの後半オープニング・テーマ＆２曲の挿入歌までしっかり入っています♪

『刑事貴族２オリジナルサウンドトラック』（1991年発売）を20年以上聞きながら、けっこう入っていないＢＧＭがあるなーと思いつつも満足していましたが、いざ聞いてみるとこんなにも収録されていなかった音源があったとは驚きです！

残念ながら、第30話「長良川大追跡」の名古屋城前でタクと薫の別れのシーンに使われたＢＧＭは未収録です。

ドラマ「刑事貴族２」を楽しむために欠かせないツールです。