ふたりのロッテ (岩波少年文庫 2013)
両親の離婚というテーマを扱っている児童向けの小説です。とてもめずらしいのですが、それと離婚について子供も考えるというよい本だと思います。よみすすむうちにわくわくしてきます。最近ではウォルトディズニー社からこの作品を原作に「ファミリーゲーム」という映画が配給されました。かなり現代風にアレンジされてますが、やはり原作の本の世界をたのしんでもらいたいと思います。在庫ぎれとは残念です。重版を希望します。
ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集 (6))
もし、両親のことで悩んでいたり(どちらか一方がいないとか、けんかが多いとか)、兄弟のことで悩んでいたり、(一人っ子でさびしいとか、きょうだいが多すぎるとか)、家族に関することで考え事をするようになったとき、ちょっと手にとって読んでもらいたい名作です。
わたしは、ドイツという国や子どものキャンプ、離婚とはどんなことか、お料理をする、お手伝いをするってどんなことなのか、自分のうちとはちがうなあと感じながら、どんどんロッテとルイーゼの気持ちになっていきました。そして、両親が大人だからといって、子どもの自分の気持ちを確かめずに勝手な事をしてほしくないと本当に思いました。
わたしたちみんなの心の中に、もう一人のロッテは必ずいると思います。
わたしは、ドイツという国や子どものキャンプ、離婚とはどんなことか、お料理をする、お手伝いをするってどんなことなのか、自分のうちとはちがうなあと感じながら、どんどんロッテとルイーゼの気持ちになっていきました。そして、両親が大人だからといって、子どもの自分の気持ちを確かめずに勝手な事をしてほしくないと本当に思いました。
わたしたちみんなの心の中に、もう一人のロッテは必ずいると思います。