ジョン・キューザックのデビュー作。クラス委員ロスコ-役で出ています。当時人気だったロブ・ロウ、本作がデビュー作となったアンドリュー・マッカーシーのWキャストです。後者マッカーシーの演技が光りますが、中堅俳優どまりになったのが悔やまれます。ロブ・ロウも問題を起こしてTV俳優に成り下がってしまいました。作品自体はテンポ良くすすみ、飽きさせないつくりとなっています。
Corporations in Evolving Diversity: Cognition, Governance, and Institutions (Clarendon Lectures in Management Studies)
第1章はAssociational Cognition(連帯認知)のシステムとしての「企業」の導入。第2章ではAssociational Cognition(連帯認知)とOrganizational Architecture(組織構造)、Corporate Governance(企業統治)との関係を整理。第3章では企業活動をゲーム理論を使い政治的・社会的側面から分析し、政治制度の枠組み、社会的規範の役割、また政治・社会・企業間の相互帰還関係について洞察。第4章では社会ゲームのルールの進化について複雑系の視点を再確認。第5章は現在進行中の企業構造の多様化について日本企業の分析を中心に掘り下げています。青木昌彦教授の著書は初めてですが目から鱗が落ちる思いで読みました。本書は日本のメーカーに10年以上勤めた後米国に移り金融機関に勤務し、幾つかの異なる職場、働き方、考え方を経験した私にとって未だに曖昧だった「企業」の概念をメタ分析のように昇華してくれました。第2章で提示される枠組み(H、G、S、SV、REモード)は経営者、投資家等の実務家にとっても長期的視点での思考の糧になると思います。第5章には日本企業の失われた10年後の生き残りを懸けた「生みの苦しみ」が見て取れます。蛇足ですが政治の役割、影響については、三権(立法、行政、司法)毎の意味合いについてより深い議論をいつか読んでみたいです。本文185ページと短いですが密度は高いです。
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ジョン・キューザックのデビュー作。クラス委員ロスコ-役で出ています。当時人気だったロブ・ロウ、本作がデビュー作となったアンドリュー・マッカーシーのWキャストです。後者マッカーシーの演技が光りますが、中堅俳優どまりになったのが悔やまれます。ロブ・ロウも問題を起こしてTV俳優に成り下がってしまいました。作品自体はテンポ良くすすみ、飽きさせないつくりとなっています。