臥竜の天(上) (祥伝社文庫)
初めての独眼竜でしたが、他の小説で聞こえ聞いた逸話が多く、真新しさはありませんでした。
他の作家の伊達政宗の小説を読んでないので、一概には言えませんが、
ものすごく諦めの悪く、子供じみた武将のまま生涯を終えてしまっているで
“ほんとにこんな人物だったのかな?”と思い続けて読み終えました。
ただ文章としては読みやすいです。
他の作家の伊達政宗の小説を読んでないので、一概には言えませんが、
ものすごく諦めの悪く、子供じみた武将のまま生涯を終えてしまっているで
“ほんとにこんな人物だったのかな?”と思い続けて読み終えました。
ただ文章としては読みやすいです。
黒衣の宰相 (文春文庫)
崇伝は当時および歴史上でも権力と結託した悪僧という悪いイメージが先行していると思うが、他面から見れば本書にある通り「平和的法治国家」建設のために尽力した。それは世界史的にみても稀有な約300年間の平和国家であり、歴史および人物の評価は多面的でなければならないと考えさせられる一冊。それにしても恐るべきは崇伝をはじめ天海等々の数々の異能の人々をブレインとして使いこなした徳川家康である。