子供が私立中学に通っており、公立にはあまり関心がなかった。タイトルに引かれ、読んでみたが、受験テクニックの本というよりも、純粋なノンフィクションとして楽しめた。この家の中学受験はドラマがあり、新聞記者らしい巧妙な筆致もあって，一気に読めた。
それにしても公立の受験は私立とは大違いで、合格するのはなかなか大変なようだ。この本には勉強方法の具体例が書かれているが、すべての父親がこのとおりに実践できるかどうかは、疑問だ。もし私がこのとおりやってみろと言われたら、しり込みするが、塾にいかずに公立に受かるためには、このくらいの努力が必要なのだろう。
子供の受験というテーマは親ならだれでも関心があるので、すでに終わった私のような立場の人間でも、こうした読み物ならまた読んでみたい。

エンジン製作に実際に携わった筆者の随想録とも言える形態の作品です。
しかしながら学校の教科書、マニア向けの雑誌では窺うことのできない技術者の苦闘が忖度できる内容です。工学系すなわち技術者と言う概念とはほど遠い最先端の技術者に求められる素質がさりげなく述べられている内容でもあります。
解決するしかない難題に敢然と立ち向かう技術者の煩悶、技術的インフラを辛抱強く解決する忍耐強さ−−−。
これに加えて厳しいコストと期間目標を設定される現代の技術者は相当にタフでなければ勤まらない仕事になりました。

乙女ゲームのヘビーユーザーさんにお勧め♪
癒しになるかと思いますよ？
イラストレーターの中村龍徳さんのゲームはすべて持ってるのですが、いつもながら、そのクオリティにはぶれがなく、本当に大満足でした。
スチル絵も立ち絵も大差なく美しく、色彩も『二世の契り』『源狼』よりパステル系傾向になっており、ストーリーの甘さにマッチしています。
スチル絵の数も多めで、堪能できました。
声優さんもベテランさんばっかりで、通常会話と超甘々台詞の差がとても耳にくすぐったく感じました。
ストーリー自体はオーソドックスと言うより、むしろ小公女みたいな古典的なもので王道展開で、そういう意味でのドキドキ感はあまりありません。
やや短めかとも思いましたが、最近の乙女ゲームは結構精神的に来る（精神的余裕がないとゲームできない）ものが多いので、こう言うライト感覚な乙女ゲームも良いと思います。
FDとか続編とか出そうなエンディングと思ったのは、私だけかな（笑）？

インナーパネル取り外しツールが色々と付属されていて重宝しています。

ゲームの方は前作から大好きでファンブックも迷わず購入したのですが、新しい情報はほとんどありませんでした。
イベントCGは大きくて見やすかったのとメインキャラの表情などが見れたのは良かったのですが、サブキャラは全身正面の立ち絵のみでした。1ページ使ってるキャラは少しだけでも表情も載せてもらいたかったです。
他にイラスト、小説はすでに雑誌等に載っていたもので、このファンブックのための描き下ろしのものはありませんでした。
スタッフインタビューもディレクターさんのものがほぼ半ページのみ。
攻略手順は丁寧にあるので、ゲーム攻略前の人向けかもしれません。
ゲーム攻略済み、ビーズログ等の雑誌もチェック済みの人にはあまり向かないかもしれません。