春風のスネグラチカ
いい映画を観て大満足した気分。多少説明的な台詞も気にならない。沙村センセすごいね。
こんな大作映画の監督もカメラもキャストもシナリオも編集も一人で!何たる才かと。
連載で他作と同時進行できちゃうのかな。漫画家ってやっぱすげーなーと変な感心。
ホントにフランス辺りで映画化してほしくなる面白さです。
そう、付録と後書きは必ず本編を読んでから読みましょう。
こんな大作映画の監督もカメラもキャストもシナリオも編集も一人で!何たる才かと。
連載で他作と同時進行できちゃうのかな。漫画家ってやっぱすげーなーと変な感心。
ホントにフランス辺りで映画化してほしくなる面白さです。
そう、付録と後書きは必ず本編を読んでから読みましょう。
幻想ギネコクラシー 1
この人の短編作品は、無限の住人のような長期連載ではとても出来ない無茶なことをやっていてとても好きなのですが、今回もその路線は変わらず。
しかし本作は基本的に一話8ページ(+少し長めのが二篇)と、今までと比べても短めです。かといって「シスタージェネレーター」の制服シリーズのようなメタ会話劇というわけでも無くて、短い中にもしっかり設定・ストーリーがあります。このあたりはいつもと少し気色が違う点かもしれません。
筋はSFや幻想的なものが多く、作者自身あとがきにも書いてらっしゃいましたが、古典や小説のパロネタ多め。竹取物語のような定番モノから、谷崎潤一郎、果ては聖書に至るまで色々で、どれもいい具合にぶっ飛んでます。
たいていはその方向性が痛快で突拍子もないエログロ・コメディに向かうのですが、時には薄気味の悪い猟奇的な方向に向かうこともあり。作者の二面的な作風が楽しめて一粒で2度美味しい内容。
個人的な好みを言わせていただければ、もう一度青春モノの中編も読んでみたいのですが、それとはまた違う面白さがありました。
タイトルに「1」と付いているので「2」にも期待しています。
しかし本作は基本的に一話8ページ(+少し長めのが二篇)と、今までと比べても短めです。かといって「シスタージェネレーター」の制服シリーズのようなメタ会話劇というわけでも無くて、短い中にもしっかり設定・ストーリーがあります。このあたりはいつもと少し気色が違う点かもしれません。
筋はSFや幻想的なものが多く、作者自身あとがきにも書いてらっしゃいましたが、古典や小説のパロネタ多め。竹取物語のような定番モノから、谷崎潤一郎、果ては聖書に至るまで色々で、どれもいい具合にぶっ飛んでます。
たいていはその方向性が痛快で突拍子もないエログロ・コメディに向かうのですが、時には薄気味の悪い猟奇的な方向に向かうこともあり。作者の二面的な作風が楽しめて一粒で2度美味しい内容。
個人的な好みを言わせていただければ、もう一度青春モノの中編も読んでみたいのですが、それとはまた違う面白さがありました。
タイトルに「1」と付いているので「2」にも期待しています。