恋愛の神様 京都 地主神社 恋のお告げ
私は京都在住なので、清水寺の中にある地主神社はよく知っています。日本一の縁結びの神様として非常に有名で、全国から修学旅行生やカップル(善男善女?)でごったがえし、いつも賑やかで明るい感じの神社です。その地主神社が恋愛の本(本邦初!?)を出したというので、すぐ購入してみました。そこに書かれている一言一言は、短くてシンプルだけど、すべて心に染み通るような、どこか懐かしいような、ピュアで新鮮な「お言葉」ばかりでした。良縁とは、小手先の恋愛テクニックばかりに頼るのではなく、日本人が忘れかけている心の持ち方、生活習慣を再認識することから始まるのだとやさしく教えられたような気がします。お寺だったら、説教くさくなりがちな話が、神社さん(神道?)だからこそ、明るくあっけらかんとしたものになったのだと思います。私の好きな言葉は「雨もまたよし」と「雲上は銀」がベスト2です。読後、「きっといい出会いに巡り会う」という予感に満ちさせてくれる本です。