料理の写真のアップを一枚ずつ載せていて巻末にレシピがあります。
料理の写真はどれもすばらしく、器もおしゃれです。レシピはとてもシンプルでこれだけでいいのかーと思わされました。ついついいろいろやりすぎてしまう自分には目から鱗でした。本の構成も、大写しの料理の写真をみせていくだけというシンプルな構成です。レシピを細かくみてつくるというより、写真をみておいしい料理のイメージをつかんでつくるという感じかもしれません。実用的かどうかは私にはわかりませんが画期的な本だと思いました。

基本はレストラン経営という、「よくある経営SLG」。ただ、メニューの内容や、厳選された仕入れ素材など、かなりプロっぽい要素が入っていて、食べ物好き？な人なら十分楽しめる内容になっていると思う。一方で、主人公はパリ・ローマ・ロサンゼルスと世界へ拠点を広げていくために、料理コンテストなど、いろんな条件をクリアしていかなければならない。飽きがちな「経営SLG」にアドベンチャーゲームの要素をうまく取り入れ、バランスよく成り立っているゲームだと思います。

ドラマを観ながらイタリアのかおりを感じ、なんとも心地よい音楽でした。曲全体が甘く、時に切なく耳に残る音色は、リラックスしたいときにピッタリの曲です。

権利の関係で、DVD発売はかなり難しいだろうと言われていた“幻”の1本、まさに待望のDVD化ですね。
絢爛豪華な料理の数々、ウィットとユーモアに富んだサスペンスとコメディの融合、謎解きの面白さなど、娯楽の醍醐味がたっぷり詰まった名作です。
私はかつてTV放送でこの作品を知った口なので、吹き替え版が収録されているとなお良しです。

商品は思ってるより良い商品でした。
説明書が英文でした。
日本語表記が欲しいところです。