今こそ読みたいガンディーの言葉 ALL MEN ARE BROTHERS
本書は、1970年に朝日新聞社より出版された
クリシュナ・クリパラーニー編・古賀勝郎訳「抵抗するな・屈服するな《ガンジー語録》」を
改題、再編集を加え、復刊したものです。
ガンジーの講演や著述からの抜粋で構成された本で、目次は、
自伝(第1章)、宗教と真理(第2章)、アヒンサー - 非暴力への道(第3章)、自己修養(第4章)、
国際平和(第5章)、潤沢の中の貧困(第6章)、民主主義と民衆(第7章)、教育(第8章)、雑録(第9章)。
巻末には、出典も掲載。
私自身、ガンジーの言うことに対して、腑に落ちるものもあれば、賛成とは言えないものもあります。
また、矛盾を感じることもありますし、
矛盾しているようで他の項目と読み比べることで根底が同じであることに気づいたり。。。と、色々な感想を持ってます。
ただ、ガンジーの言うことは、現代にも通じることが多くあり、ついつい考えさせられます。
「非暴力不服従」「非暴力平和主義」「非暴力無抵抗」なんてレッテルを貼って金科玉条のように仰ぐ人もいますけど、そんなに単純ではありません。
それに、ガンジーは、もともと弁護士なので、結構ロジカルです。
本書は、「既にガンジー関連本を色々読んでいる人」にはいいと思います。
ただ、「テーマ数に対して、もうちょっとボリュームが欲しい」というのが本音。
そもそも抜粋ですし、拾い読みでは、曲解してしまったり、いまいち意味が分からなかったり。。。となりそうな感じもします。
「ガンジー関連本を初めて読む人」には、ちょっとしんどいのでは?と思うので、「☆-1」させていただきました。
(レビュー数が少ないところに、なんとなく、そんな雰囲気が感じられます。)
クリシュナ・クリパラーニー編・古賀勝郎訳「抵抗するな・屈服するな《ガンジー語録》」を
改題、再編集を加え、復刊したものです。
ガンジーの講演や著述からの抜粋で構成された本で、目次は、
自伝(第1章)、宗教と真理(第2章)、アヒンサー - 非暴力への道(第3章)、自己修養(第4章)、
国際平和(第5章)、潤沢の中の貧困(第6章)、民主主義と民衆(第7章)、教育(第8章)、雑録(第9章)。
巻末には、出典も掲載。
私自身、ガンジーの言うことに対して、腑に落ちるものもあれば、賛成とは言えないものもあります。
また、矛盾を感じることもありますし、
矛盾しているようで他の項目と読み比べることで根底が同じであることに気づいたり。。。と、色々な感想を持ってます。
ただ、ガンジーの言うことは、現代にも通じることが多くあり、ついつい考えさせられます。
「非暴力不服従」「非暴力平和主義」「非暴力無抵抗」なんてレッテルを貼って金科玉条のように仰ぐ人もいますけど、そんなに単純ではありません。
それに、ガンジーは、もともと弁護士なので、結構ロジカルです。
本書は、「既にガンジー関連本を色々読んでいる人」にはいいと思います。
ただ、「テーマ数に対して、もうちょっとボリュームが欲しい」というのが本音。
そもそも抜粋ですし、拾い読みでは、曲解してしまったり、いまいち意味が分からなかったり。。。となりそうな感じもします。
「ガンジー関連本を初めて読む人」には、ちょっとしんどいのでは?と思うので、「☆-1」させていただきました。
(レビュー数が少ないところに、なんとなく、そんな雰囲気が感じられます。)
ガンジー [Blu-ray]
ブルーレイ化された作品が沢山出る様になってから小生もよくブルーレイ作品を買うようになりました。それまでは当然画質の今一なDVD作品でしたが。
これまで多くのブルーレイ作品を購入し鑑賞しましたが、それらの中でも本作品は他のコメントを記入している方々同様とても良い作品でした。
ガンジーがインド独立の立役者である事、また、粗末な白い布をまとった小さなお爺さんと言う印象しか持ち合わせていませんでしたが、この度本作品に接し改めてガンジーの素晴らしさとその人間を超越した存在に心が洗われました。
これまで沢山の邦画や洋画を観てきましたが、ここ最近感動したのは「聯合艦隊司令長官 山本五十六」でした。
その「山本五十六」を凌ぐ作品がこの「ガンジー」でした。
何度も何度も観ました。
殺伐としたこの世の中自らの乾いた心を潤すのに本作品をどうぞ。
これまで多くのブルーレイ作品を購入し鑑賞しましたが、それらの中でも本作品は他のコメントを記入している方々同様とても良い作品でした。
ガンジーがインド独立の立役者である事、また、粗末な白い布をまとった小さなお爺さんと言う印象しか持ち合わせていませんでしたが、この度本作品に接し改めてガンジーの素晴らしさとその人間を超越した存在に心が洗われました。
これまで沢山の邦画や洋画を観てきましたが、ここ最近感動したのは「聯合艦隊司令長官 山本五十六」でした。
その「山本五十六」を凌ぐ作品がこの「ガンジー」でした。
何度も何度も観ました。
殺伐としたこの世の中自らの乾いた心を潤すのに本作品をどうぞ。
ガンジー(字幕スーパー版) [VHS]
皆、名前は知っているガンジー。でも、どういうことをした人なのか、知っておられるでしょうか。イギリスで弁護士となり、洋々と南アフリカへ乗り込んだ若きガンジー。いきなり、1等客車から、外へ放り投げられる。黒人だから。南アフリカで、ガンジーは初めて、人種差別のものすごさを直視する。
白人以外は皆登録。(今の日本もそうでは?)汽車もトイレもレストランも、色別。逆らうと、白人警官の暴力と、収容所が待っている。ガンジーは公民権運動を始める。インドに帰ってからのガンジーは、すごいの一言。「非暴力、不服従、国産品愛用」軍の施設に、抗議するインド人が、ガンジーの教えどおり、いくら棒でたたかれても、前へ進む。倒れた者は、女性が手当てする。前進はやまない。
努力は実り、インドはイギリスから独立する。インドとパキスタンが、宗教の違いのため、分裂した。
そこで起こった、突然の紛争が、ヒンズー教徒とイスラム教徒の大戦争になりかける。ガンジーの取った手段は、「絶食」だった。最後の戦闘が終わるまで、彼は一滴の水も飲まなかった。ガンジーの絶食を知った両国民は、「国民の父」ガンジーの悲壮な決意を知り、戦闘を止める。素晴らしいシーンである。一人の人間が、戦争を止める事ができる。
白人以外は皆登録。(今の日本もそうでは?)汽車もトイレもレストランも、色別。逆らうと、白人警官の暴力と、収容所が待っている。ガンジーは公民権運動を始める。インドに帰ってからのガンジーは、すごいの一言。「非暴力、不服従、国産品愛用」軍の施設に、抗議するインド人が、ガンジーの教えどおり、いくら棒でたたかれても、前へ進む。倒れた者は、女性が手当てする。前進はやまない。
努力は実り、インドはイギリスから独立する。インドとパキスタンが、宗教の違いのため、分裂した。
そこで起こった、突然の紛争が、ヒンズー教徒とイスラム教徒の大戦争になりかける。ガンジーの取った手段は、「絶食」だった。最後の戦闘が終わるまで、彼は一滴の水も飲まなかった。ガンジーの絶食を知った両国民は、「国民の父」ガンジーの悲壮な決意を知り、戦闘を止める。素晴らしいシーンである。一人の人間が、戦争を止める事ができる。