Shady Characters: Ampersands, Interrobangs and other Typographical Curiosities
こういう類の本は希少だし私はこれまで読んだことがない.文書で使われる種々の句読点,記号等がいつどこでどのように現れたのかが紹介されている.著者には本書が処女作らしいが個々の記号等についてかなり克明に描いていると思う.が,少々わかりづらい点も散見されたが,欧米の出版,印刷(活字も含め)等に対する考えが日本人とは異なる点も関係していると思える.無論,当読者の読解力の不足もある.
紀元前のギリシアの文人の偉業にまで踏み込んでいるのには敬服する思いだ.このころからずっと時代を下りルネサンスのころの文人たちが次々と現れる.グーテンベルグはもちろんシェークスピアも.
写本,印刷機械,活字見本等の写真もふんだんにあり読者を助けているが,読解の一助にといかに多くの人たちが様々な創意工夫に取り組んできたか,痛いようにわかる.
@マークは国ごとにいろいろな呼び名があって興味深い.
本書は句読点,記号等に関心の向きに一読をお勧めする.
紀元前のギリシアの文人の偉業にまで踏み込んでいるのには敬服する思いだ.このころからずっと時代を下りルネサンスのころの文人たちが次々と現れる.グーテンベルグはもちろんシェークスピアも.
写本,印刷機械,活字見本等の写真もふんだんにあり読者を助けているが,読解の一助にといかに多くの人たちが様々な創意工夫に取り組んできたか,痛いようにわかる.
@マークは国ごとにいろいろな呼び名があって興味深い.
本書は句読点,記号等に関心の向きに一読をお勧めする.