スタニスラフ・ブーニン・プレイズ・ショパン・アンド・ドビュッシー [DVD]
このディスクは、1987年ドイツ、ミュンヘンでのライブを収録したものです。
ディスクに収められているのは、ショパンとドビュッシーの作品から13曲となっています。
この時期のブーニンは、まだソビエト共産党の管理下にあった?らしい。
そのためなのか、かなりのストレスを受けているように見受けられます。
ショパンは神経質に弾かれ、リラックスしているようには見えず、あまり良い出来ではありません。
ドビュッシーの「2つのアラベスク1番」では、ドビュッシーをショパン的に弾いています。
この曲はテンポはあまり揺らさず、分散和音のきらめきを淀みなく聴かせる方が美しいと思います。
ブーニンの演奏スタイル(パフォーマンス)は、実際に感情がこもってあのような表情や仕草になっているかどうかは兎も角、私は全く気になりませんでした。
ディスクに収められているのは、ショパンとドビュッシーの作品から13曲となっています。
この時期のブーニンは、まだソビエト共産党の管理下にあった?らしい。
そのためなのか、かなりのストレスを受けているように見受けられます。
ショパンは神経質に弾かれ、リラックスしているようには見えず、あまり良い出来ではありません。
ドビュッシーの「2つのアラベスク1番」では、ドビュッシーをショパン的に弾いています。
この曲はテンポはあまり揺らさず、分散和音のきらめきを淀みなく聴かせる方が美しいと思います。
ブーニンの演奏スタイル(パフォーマンス)は、実際に感情がこもってあのような表情や仕草になっているかどうかは兎も角、私は全く気になりませんでした。
衝撃のショパン・コンクール・ライヴ 2
ブーニンがショパンコンクールで優勝した1985年といえば、日本はバブル絶頂期。
それに便乗したかの様な、NHKを中心とした熱狂的な
“ブーニンブーム”に当時はうんざりしており、ブーニンの音楽を敢えて今まで避け続けてきました。
ふとした事がきっかけでこのCDを聴き、やはり当時の世評は全うだった事実に直面しました。
あのネイガウス親子の血を確かに引き継ぐ情熱的な演奏は、
同じくショパンコンクールの優勝者でもあったアルゲリッチの野性味とは対照的で、
紳士的な薫りまでも漂わせています。やはり10代の演奏にしてはかなり成熟しています。
透明感があり瑞々しいワルツは、もはや今後も確実に歴史に残る演奏でしょうし、
前奏曲 第16番変ロ短調やバラード第4番、ポロネーズ第6番に聴かれる激しいスピリッツは、
完全に父(スタニスラフ・ネイガウス)の血統を漂わせています。
24年間“聴かず嫌い”だった自分を素直に恥ずべきと思いました。
それに便乗したかの様な、NHKを中心とした熱狂的な
“ブーニンブーム”に当時はうんざりしており、ブーニンの音楽を敢えて今まで避け続けてきました。
ふとした事がきっかけでこのCDを聴き、やはり当時の世評は全うだった事実に直面しました。
あのネイガウス親子の血を確かに引き継ぐ情熱的な演奏は、
同じくショパンコンクールの優勝者でもあったアルゲリッチの野性味とは対照的で、
紳士的な薫りまでも漂わせています。やはり10代の演奏にしてはかなり成熟しています。
透明感があり瑞々しいワルツは、もはや今後も確実に歴史に残る演奏でしょうし、
前奏曲 第16番変ロ短調やバラード第4番、ポロネーズ第6番に聴かれる激しいスピリッツは、
完全に父(スタニスラフ・ネイガウス)の血統を漂わせています。
24年間“聴かず嫌い”だった自分を素直に恥ずべきと思いました。
衝撃のショパン・コンクール・ライヴ(1)
以前、LDを購入しました。LDプレーヤーが壊れたので売りました。 普段、フリージャズしか聴かないのですが、この演奏は凄くいいです。演奏者の情熱が聴く者の心を捉えて離しません。何故DVD化されないのでしょうか?(ワルシャワの覇者達とゆうDVDセットの中に入ってますが非常に高価です。特価248000円なので庶民には手がでない。)絶対に予選,本選のセットでDVD化すべきです。売れますよメーカーさん。CDでは物足りないよ。