アンドレイ・ルブリョフ Blu-ray
最初、図書館で見てたら、鐘はなるのか?のあたりで、閉館時間10分前で見れなくなって、気になり買いました。
神の恩寵とか、才能を使わずにあの世へもってくのか?とか、心に残るフレーズがある映画でした。
ロシアに攻めてきた人たちが、キリスト教を全く信じず、攻めてるのが印象に残ってます。
鐘のエピソードで、大きくなったニコライ ブルリャーエフが見れて良かった。ボリースカが泣きながら本当の事言うシーンが良いです。
神の恩寵とか、才能を使わずにあの世へもってくのか?とか、心に残るフレーズがある映画でした。
ロシアに攻めてきた人たちが、キリスト教を全く信じず、攻めてるのが印象に残ってます。
鐘のエピソードで、大きくなったニコライ ブルリャーエフが見れて良かった。ボリースカが泣きながら本当の事言うシーンが良いです。
アンドレイ・ルブリョフ DVD HDマスター
あまりに強い印象を受け、その後の物の見方が変わってしまうほどでした。たった一度しか観ていないのに、かなり細部まで内容を記憶しています。鑑賞時の動揺の再体験をする勇気が無いばかりに、もう一度観る事は出来ないなって思っている、それ程までに物凄い映画です。
タルコフスキーとルブリョフ
−−伊勢丹前の新宿文化劇場で『アンドレイ・ルブリョフ』を見たのは一九七四年(昭和四十九)年十二月八日でした。戦中派の私にとっては、日本がハワイ真珠湾の空襲を開始した日に当たっていたことと、翌日、田中内閣に代わる三木武夫内閣が成立したことで記憶に残っているのです。ああ、もう二〇年もたったのかと、おどろきを禁じえません。(本書273ページ「あとがき」より)−−
本書の著者落合東朗(おちあいはるろう)氏は、1926年北海道に生まれ、1945年7月、満州のハルビンで関東軍に入隊、シベリアに抑留された後、帰国して早稲田大学でロシア文学を専攻した著述家である。氏は、ロシア正教に関心を持ち、ロシアのイコン(聖像画)に魅了されて居たと、本書の「あとがき」に有る。本書は、その落合氏が、タルコフスキーの傑作『アンドレイ・ルブリョフ』(1966年)の内容をシナリオに照らして検証しながら、当時のソ連の体制から考えれば驚くべき内容の作品であったこの傑作が撮影、製作された際の舞台裏を述べ、検証した研究書である。
本書を読んで興味深かった事の一つは、『アンドレイ・ルブリョフ』が撮影、製作されるに至った背景に、文芸界の自由派を批判した事で知られるイリイチョフ氏が、この作品の撮影にゴーサインを出した張本人だったと言ふ逸話であった。(本書93−94ページ参照)『アンドレイ・ルブリョフ』の中の科白通り、「ロシアは不思議の国」である事を痛感した。
(西岡昌紀・内科医/タルコフスキーの命日に)
本書の著者落合東朗(おちあいはるろう)氏は、1926年北海道に生まれ、1945年7月、満州のハルビンで関東軍に入隊、シベリアに抑留された後、帰国して早稲田大学でロシア文学を専攻した著述家である。氏は、ロシア正教に関心を持ち、ロシアのイコン(聖像画)に魅了されて居たと、本書の「あとがき」に有る。本書は、その落合氏が、タルコフスキーの傑作『アンドレイ・ルブリョフ』(1966年)の内容をシナリオに照らして検証しながら、当時のソ連の体制から考えれば驚くべき内容の作品であったこの傑作が撮影、製作された際の舞台裏を述べ、検証した研究書である。
本書を読んで興味深かった事の一つは、『アンドレイ・ルブリョフ』が撮影、製作されるに至った背景に、文芸界の自由派を批判した事で知られるイリイチョフ氏が、この作品の撮影にゴーサインを出した張本人だったと言ふ逸話であった。(本書93−94ページ参照)『アンドレイ・ルブリョフ』の中の科白通り、「ロシアは不思議の国」である事を痛感した。
(西岡昌紀・内科医/タルコフスキーの命日に)
アンドレイ・ルブリョフ [VHS]
アンドレイ・ルブリョフは殺人を犯したため自ら無言の業に自ら入る。画家の道を絶ち、僧侶として過誤の償いをすることを使命として生きている。最終部『鐘』での、教会の鐘を自分自身の力で完成した棟梁の息子がルブリョフに胸中を吐露する場面が印象的である。名匠である父から何も教わることなく、教えられもしないで鐘創りの後継ぎをした少年もまた、心に「沈黙」を抱えていたのだ。ルブリョフは彼の懐で咽び泣く少年に感化され、イコン画を描くことを自分の再び使命とする。
イコン画の歴史に名を留める実在した、アンドレイ・ルブリョフの生涯をフィクションとして描いた本作は十分に宗教的な主題をテーマとして扱っている。けれども全く難解ではなく、むしろ本作品を通じて信仰というあらゆる宗教にも先立つ事項について学ぶことも出来る。イコン画についての知識は多少あったほうが良い。そうすれば、フィナーレの感動もまた異なったものになるだろう。筆者も平凡社ライブラリー収録の本で、おさらいをしてみようと思う。
イコン画の歴史に名を留める実在した、アンドレイ・ルブリョフの生涯をフィクションとして描いた本作は十分に宗教的な主題をテーマとして扱っている。けれども全く難解ではなく、むしろ本作品を通じて信仰というあらゆる宗教にも先立つ事項について学ぶことも出来る。イコン画についての知識は多少あったほうが良い。そうすれば、フィナーレの感動もまた異なったものになるだろう。筆者も平凡社ライブラリー収録の本で、おさらいをしてみようと思う。
アンドレイ・ルブリョフ [DVD]
最初、図書館で見てたら、鐘はなるのか?のあたりで、閉館時間10分前で見れなくなって、気になり買いました。
神の恩寵とか、才能を使わずにあの世へもってくのか?とか、心に残るフレーズがある映画でした。
ロシアに攻めてきた人たちが、キリスト教を全く信じず、攻めてるのが印象に残ってます。
鐘のエピソードで、大きくなったニコライ ブルリャーエフが見れて良かった。ボリースカが泣きながら本当の事言うシーンが良いです。
神の恩寵とか、才能を使わずにあの世へもってくのか?とか、心に残るフレーズがある映画でした。
ロシアに攻めてきた人たちが、キリスト教を全く信じず、攻めてるのが印象に残ってます。
鐘のエピソードで、大きくなったニコライ ブルリャーエフが見れて良かった。ボリースカが泣きながら本当の事言うシーンが良いです。