ANIMEX 1200シリーズ106 七つの海のティコ ミュージック・コレクション
七つの海のティコの音楽は凄く印象深いものでした。メロディーがとにかく美しい! 不安や悲愴といった暗い短調の曲でも、すごくオドロオドロしいわけではなく、怖いんだけどどこか美しさや神秘さが漂ってる感じです。ただひとつ残念なのがなぜ全曲を収録しないんだろう?CDは49分収録されていて、まだ他の曲も十分入れられるのに。 能登 悠司
七つの海のティコ(1) [DVD]
小さい頃に世界名作劇場を見た覚えは誰もあるはずだと思いますが、その代表作には『フランダースの犬』など名作を上げる人が多いと思います。この『~ティコ』は多作と違って有名な原作をベースとしたのではなくオリジナルストーリーなので他の名作とは違った近代的世界観が特徴の一つだと思います。しかし、他の名作と並んでも引けを全くとらない作品に仕上がっています。堂々たる世界名作の1作品だと思います。心があらわれるようなすばらしい作品。DVDの値段がチョット高いけど、十分見る価値はあり。
七つの海のティコ (竹書房文庫―世界名作劇場)
私は読む前、大して期待していませんでした。
しかし、読み終わった後、それが間違っていたことが分かりました。
この場をもちまして謝罪させていただきます。
全体としてSFのニオイが立ち込めていました。
時代は今であるのだけれども、向こう側のほうが時間的に“進んでいる”と感じました。
何よりも感激したのは極めて哲学的なクライマックスでした。
「新しい生命が古い生命を受け継ぐ」、「おまえたちは海そのもの」などなどです。
人類と自然との関係そして全ての生物との生・死について考えさせられました。
ただ欠点を申せば、少々血なまぐさいところでしょう。
「アザラシの剥製」や「ペンギンに銃を乱射」などの表現は過激でした。
また欠点とは言えませんが、『風の谷のナウシカ』を髣髴させる場面がチラホラ飛び交ってます。
完全なオリジナルティは無理としても、もう少し新鮮さも欲しかったです。
ヒカリクジラとの対話はちょっと似てるなあという気がしてなりませんでした。
とやかく言いましたが、生と死を考えさせて難しい本ですが、
神秘的な印象を残すこと間違いなしの本だと私は思います。
そして神秘を感じた人は<解説>の林原めぐみ氏の文も読めば
神秘度はさらに増すはずです。
しかし、読み終わった後、それが間違っていたことが分かりました。
この場をもちまして謝罪させていただきます。
全体としてSFのニオイが立ち込めていました。
時代は今であるのだけれども、向こう側のほうが時間的に“進んでいる”と感じました。
何よりも感激したのは極めて哲学的なクライマックスでした。
「新しい生命が古い生命を受け継ぐ」、「おまえたちは海そのもの」などなどです。
人類と自然との関係そして全ての生物との生・死について考えさせられました。
ただ欠点を申せば、少々血なまぐさいところでしょう。
「アザラシの剥製」や「ペンギンに銃を乱射」などの表現は過激でした。
また欠点とは言えませんが、『風の谷のナウシカ』を髣髴させる場面がチラホラ飛び交ってます。
完全なオリジナルティは無理としても、もう少し新鮮さも欲しかったです。
ヒカリクジラとの対話はちょっと似てるなあという気がしてなりませんでした。
とやかく言いましたが、生と死を考えさせて難しい本ですが、
神秘的な印象を残すこと間違いなしの本だと私は思います。
そして神秘を感じた人は<解説>の林原めぐみ氏の文も読めば
神秘度はさらに増すはずです。