歌人撰集
『ゴールデン☆ベスト』とほとんど重複のない、多数のアルバムから選曲されたアルバム。
ベスト盤の乱発と感じる人もいるかもしれないが、私はそうは思わない。
急逝から15年。
彼の遺した財産が、今ひとつ評価されていないようで悲しい。
日本人の心に本当に残る名曲の数々が評価されるまで、
毎年でもアルバムを発売して欲しい。
ベスト盤の乱発と感じる人もいるかもしれないが、私はそうは思わない。
急逝から15年。
彼の遺した財産が、今ひとつ評価されていないようで悲しい。
日本人の心に本当に残る名曲の数々が評価されるまで、
毎年でもアルバムを発売して欲しい。
純情 [DVD]
1996年2月11日と5月3日に新宿・日清パワーステーションで行われたライヴを収録しています。
テレビにもそれほど多くは出演せず、すでに亡くなってしまった村下孝蔵が「ナマ」で歌う映像は、とても貴重です。ファンの方はぜひ入手しておいてください。曲、歌声、ギターテク(何とアコースティックギター1本で「パイプライン」を演奏しています)、そして誠実な人柄を感じさせるトークと、改めて村下孝蔵のすばらしさに触れることができます。
このDVDのちょっと不満な点は、「夢の跡」「ひとり暮らし」が編集されていて完全収録ではないことです。総収録時間がわずか37分だけなのに、なぜ完全収録できなかったのでしょうか?
テレビにもそれほど多くは出演せず、すでに亡くなってしまった村下孝蔵が「ナマ」で歌う映像は、とても貴重です。ファンの方はぜひ入手しておいてください。曲、歌声、ギターテク(何とアコースティックギター1本で「パイプライン」を演奏しています)、そして誠実な人柄を感じさせるトークと、改めて村下孝蔵のすばらしさに触れることができます。
このDVDのちょっと不満な点は、「夢の跡」「ひとり暮らし」が編集されていて完全収録ではないことです。総収録時間がわずか37分だけなのに、なぜ完全収録できなかったのでしょうか?
純情 [VHS]
このビデオはいくつかの意味で極めて貴重な映像である。
プロデューサーによれば、故村下孝蔵のライブはほとんど撮影されていないからである。その点でこのビデオは彼のライブの一端を感じることができるほぼ唯一の記録である。それだけではない。故村下孝蔵の音楽のルーツがベンチャーズのギターや加山雄三の歌に合ったことはマニアの間では有名であるが、その一部を見ることができるからである。前者についていえば、彼のギターテクニックは業界でも有名で、とても一人でしかもギターを弾いているとは思えないようなサウンドを出すことができるのであるが、このビデオにはそのプレイがほんの少しだけ収められている。後者では、加山雄三の歌に影響されて中学1年生のときに始めて作曲した「夜空のアンジァラ」を聞くことができるだろう。もちろん、「ゆうこ」、「初恋」、「踊り子」などどこかで一度は耳にしたヒット曲も収められている。
近年の、音楽ビデオはその制作を前提にコンサートを組み立てているかのように映像表現にも音源にも最高のものが用意されているが、このビデオは決してそうではない。バンドは、キーボード、パーカッション、サイドのギター、コーラスといったきわめてシンプルなものである。映像も、カメラがせいぜい5台ぐらいで、トランジションもこっているわけではない。何よりも、彼自身がお世辞にもフォトジェニックではない。曲目も11曲(うち3曲はメドレーで1コーラスのみ)でわずか40分足らずの作品である。
しかし、それであってもこのビデオにはアコースティックギターを使った叙情あふれる「歌」を聞かせてくれる価値がある。おそらく、営業の視点から見ても近年のミリオンセラーミュージシャンのビデオとは違って、大規模なものを期待することはできないだろう。それであってもあえて、作品として市販されたプロデューサーと音楽出版社に敬意を表したい。彼が惜しまれて急逝したからではなく、派手な演出のビデオに少し飽きた人は、聞いて、泣け。
プロデューサーによれば、故村下孝蔵のライブはほとんど撮影されていないからである。その点でこのビデオは彼のライブの一端を感じることができるほぼ唯一の記録である。それだけではない。故村下孝蔵の音楽のルーツがベンチャーズのギターや加山雄三の歌に合ったことはマニアの間では有名であるが、その一部を見ることができるからである。前者についていえば、彼のギターテクニックは業界でも有名で、とても一人でしかもギターを弾いているとは思えないようなサウンドを出すことができるのであるが、このビデオにはそのプレイがほんの少しだけ収められている。後者では、加山雄三の歌に影響されて中学1年生のときに始めて作曲した「夜空のアンジァラ」を聞くことができるだろう。もちろん、「ゆうこ」、「初恋」、「踊り子」などどこかで一度は耳にしたヒット曲も収められている。
近年の、音楽ビデオはその制作を前提にコンサートを組み立てているかのように映像表現にも音源にも最高のものが用意されているが、このビデオは決してそうではない。バンドは、キーボード、パーカッション、サイドのギター、コーラスといったきわめてシンプルなものである。映像も、カメラがせいぜい5台ぐらいで、トランジションもこっているわけではない。何よりも、彼自身がお世辞にもフォトジェニックではない。曲目も11曲(うち3曲はメドレーで1コーラスのみ)でわずか40分足らずの作品である。
しかし、それであってもこのビデオにはアコースティックギターを使った叙情あふれる「歌」を聞かせてくれる価値がある。おそらく、営業の視点から見ても近年のミリオンセラーミュージシャンのビデオとは違って、大規模なものを期待することはできないだろう。それであってもあえて、作品として市販されたプロデューサーと音楽出版社に敬意を表したい。彼が惜しまれて急逝したからではなく、派手な演出のビデオに少し飽きた人は、聞いて、泣け。
純情 [DVD]
87年でしたか、高校2年のとき孝蔵兄さんのコンサートに行きました。
誰もつきあってくれなかったので一人でですが。
初めてのコンサートでドキドキしながら聞いていました。
(拍手したり、立ち上がるのが心配でした)
彼はお客さんのことをとても気遣われ、
「私のコンサートでは立たなくても良いですよ、
座って聞きたい方もおられるでしょうから」と言われほっとしたものです。
彼のそんな人柄の良さがこのDVDからもにじみ出ています。
見に行ったコンサートからは9年は経っているようですが、
ライブの形式はほぼ同じだったと記憶しています。
時間は短く曲数は少ないのですが、彼のライブ映像が見られる
大変貴重なものだと思います。懐かしいです。
誰もつきあってくれなかったので一人でですが。
初めてのコンサートでドキドキしながら聞いていました。
(拍手したり、立ち上がるのが心配でした)
彼はお客さんのことをとても気遣われ、
「私のコンサートでは立たなくても良いですよ、
座って聞きたい方もおられるでしょうから」と言われほっとしたものです。
彼のそんな人柄の良さがこのDVDからもにじみ出ています。
見に行ったコンサートからは9年は経っているようですが、
ライブの形式はほぼ同じだったと記憶しています。
時間は短く曲数は少ないのですが、彼のライブ映像が見られる
大変貴重なものだと思います。懐かしいです。