世間一般では年の差婚が流行ったりもしておりますが、これは年の差婚までいきませんが、いけない恋愛の展開が、最後にはまるく収まるというお話。
　私は、この恋愛に強い憧れを抱いております。いい作品ですよ。後悔はしません。

私の父が高橋さんのファンで、私も聴くようになりました。

高橋さんの歌声に今回も魅了されました。。。（　'∀｀）

特に『僕の嘘』ゎ、本当にいい曲で何度も聴いてしまいます!!

味のある１枚だなぁ〜と思います（*^_^*）

友人との会話の中で、なぜかこのマンガの話題になり無性に読み返してみたくなってはみたものの、古本屋さんには文庫サイズしかなく、昔のコミックサイズを探し続けてようやく見つかったので☆５つです。もちろん内容も、ちょい前のものとは思えないオシャレ感があります。主人公のクールな博明クン、かっこいいですよ！

「てきとーに」を合言葉に生きている竹田博明の日常はある日一変する。おもての顔は秀才な委員長だった護国寺洸にとんでもないアルバイト、愛を売る出張ホストに誘われる。しかし仕事のはずが本気で恋をしてしまい、しかも相手は自分の彼女の母親だった。退屈を吹き飛ばす恋愛のお話。

老いらくの一条ゆかり萌えリバイバル中。

彼女のことはアーティストとしてではなく、
職人としてリスペクトしたいと思っていたのですが、
キャラに感情移入できず、必ず続きを読みたい
というほどではなかったです。
２４年組のアーティスティックな感性と比べると
キャラ設定がいかにも既製品と言う感じがするなぁと思いつつ、
２４年組以外で他にこれほど上手な作家もいなかったので、
有閑クラブぐらいまでは読みました。
あとは全く読んでいなかったのです。

でもね、久々（と言ってもかなり昔）にこれを買って
ほれました。
護国寺君。
有閑倶楽部ぐらいからセリフが自然になりつつあったけれど、
この作品では本当に自然でした。
（昔から一条キャラはセリフが不自然でしたから）
地味目な年上の女性を家族として愛しているというところも、
ホストの心得を主人公に説くせりふなども、
賞味期限切れ女性読者（私です）のツボを直撃。
また、絵としても、キャラの顔の書き方の癖が変わる節目
の頃だったのでしょうか。
あのシャープに突出した唇の描き方に、にセクシーだったり、
若さを感じさせたり、清潔に見えたりもする効果を感じました。

かたや「元から美人で、からっとした性格で、華やかな業界で成功して、
バツイチだけど、実はゲイだった元夫から慰謝料として家をもらい、
家事能力抜群の娘は順調に育ち、もう子育ても終わり、
思い切り遊び、思い切り仕事して、（親子丼はともかくとして）
娘の同級生と恋愛できる、まだまだイケてる」玲子さん。
これには何を持ってきたってかなわない。
こうありたい！という見本ではないですか。
（これつまりは一条さんですよね）

この両極どっちもほしい！というのが本音です。
はじめは昔から年上女性がかなり年下のイケメンと恋愛するという
テーマの多い一条さんのマスターベーション作品がまた出たか
と思っていたんですが、これは完全におばさんたちへの
ファンタジーですよ。最上級の。

それと私は美味しそうに食べ物を食べている絵をかける漫画家が大好きなのです。
料理自体もそうですが、食べる動作を美味しそうに描ける作家が。
男性ですと、川崎のぼるさんと千葉てつやさん、あと初期の永井豪さん。
女性のダントツは一条さん。
本当に昔からおいしそうでした。
車狂いの女の子がどこかのばあやさんに作ってもらった
ホームメイドのハンバーガーにオニオンスライスが入っていて、
それが苦手だと言っているシーンでさえ、おいしそうでした。
これが不思議で、彼女の元から巣立った「彼女より絵の上手な」
アシさんたち（たとえばおおやちき）がデビューして、
自分の作品で食べるシーンを描いてもちっともおいしそうじゃない。
やっぱり、一条さん、そうとう食いしんぼであそんでますね〜。

美穂ちゃんは、一条さん流の記号的な「かわいさ」しか
感じないのですが、彼女の作ったお弁当！
料理！夜食！
食べたくないですか？
護国寺君の鍋料理なんかもぜひヨバレたい！
食欲と性欲を結び付けたのか、旅先の日本旅館での
フグのヒレ酒や、ホテルごもりの時の「俺たち動物みてぇ」
な食事でさえおいしそう。

美穂パパも高感度があったし、一条さんの作品の中では
主人公もほかの登場人物もすべてキャラが立っていて
すばらしいと思います。
これこそ更年期の「るるぶ」（たべる・やる（W)・あそぶ）！
一条ゆかりさんの作品のマイベストはこの作品です。

ドラマは見なくても一目瞭然のミスキャストなので、
見る気も起こらなかったです。