フジテレビ系ドラマ「それが答えだ!」サウンド・トラック・クラシック・ヴァージョン
このドラマのテーマ曲のTHAT'S THE ANSWERがとにかくいいんです!
もう5年以上(?)前のドラマなのにこのテーマを聞くとドキドキします
2曲目のTHE~MORNING、12曲目のMAESTRO IN BLUE、13曲目のOLD GLORY,
14曲目のDUSKもオススメ
そして何より、16曲目のTHATS' THE ANSWERです!!
かなり泣けます
とにかく、ドラマもオケをテーマにしただけあって、サントラも服部氏のこだわりが覗えます
裏ジャケのタクトの写真とブックレットのイスの写真も何気にお気に入りです
それが答えだ!
純粋無垢な田舎の中学校の音楽部にやって来た天才指揮者の物語です。自分がこれまで出逢ったドラマの中で、客観的に一番の最高傑作でした。しかし視聴率に恵まれず昨今になってもDVD化も再放送もなく、このノベライズ版が唯一この物語を辿る手段となってしまいました。かく言う本書も既に時遅く絶版で、今や古本屋やWEB書店等で入手するしかないのが現状です。自分もかつての感動を胸の奥底に響かせながら、漸くインターネットオークションで手に入れることが出来ました。
一般にドラマが小説を原作としていない限り、ノベライズ版というものはお粗末な物語のプロットに縛られた構成になりがちですが、このノベライズ版はそれらとは一線を違えていました。列記とした職業文芸家の書いた文章には1点の曇りもなく、物語の情景から心象まで非常に綺麗に描写されているのが特徴です。
"見たくない現実"よりも"見たい虚構"のドラマを、と言う企画担当者の意志は見事にストーリーに反映されており、ドラマを見たときに等しい感動が今もこの本から湧き上がってくるというのは何にも代え難い魅力です。同CX系のドラマ「白線流し」も物語の透明さでは勝るとも劣らない名作で、特に此方は個人的に思い入れのある作品なのですが、続編で現実に汚されてしまった後者と比べれば客観的にこの作品の偉大さは明らかだと思っています。
恋愛ドラマでもなく、青春ドラマでもなく、主人公は可愛げのない世界的な天才指揮者、でもそこに生まれる涙の物語は今の時代でも必ず人々の心を動かすだけのポテンシャルを持っていると確信しています。
いつか、このドラマが再放送やメディア化という光を浴びた時、この作品の真の深さが見る者達の心の奥底に訴えてくれる事を願って止みません。
これが答えだ!―新世紀を生きるための108問108答 (朝日文庫)
友人が「バイブルやな」と言って、飛鳥新社版を見せてくれたとき、「分かりやすそうな書き方だな」と思ったが、紙質のせいで重くて分厚いので、電車で読みにくいと思い、ずいぶん長い間買おうかどうしようか迷っていた。それが今回文庫化されたので、即購入。まず表紙が著者の大きな顔写真から、江川達也描くところの劇画風怒りの表情に変わったのにびっくり。なんでだろー?
中身は新ネタが少し増えて100問100答から108問108答に。読んでみて、思ったほどは分かりやすくは無かった。解答欄は断言口調で書いているのでチラッと見ると明快そうに見えるが、質問と微妙にポイントをずらして書いてあるのが多い。例えば、「どうして男の人はデブを嫌うのでしょうか?」って訊いてんのに、「ダイエットは無意味!」と答えたり。解説の方も定義無しで、ジャーゴン使ってたりするから、なんか分かったよーな気がするだけで、はぐらかされた気になるかも知れない。「承認」「強度(テンション)」「マゾ的サド」「意味の牢獄」など、意味わかります?でもこれを分からないという奴はバカ扱いするんだろーな又、ミヤダイは。
でもま、これだけ広範囲の事柄について批判を恐れず断言するだけでも、言論人としてはエライよ。その点小林よしのりとよく似たタイプ。どっちも嫌がるだろうけど、、、。
Treasure Box
数年前からスマステのテーマ曲の『OLUOLU MAKANI』が気になっていたのですが、
その曲のCDの発売がなかったため半ば諦めていました。
しかし!最近CDショップで服部さんのこのサントラを見つけて、念願のGET!って感じです(^O^)/最高!
他の曲も聞いたことある有名な曲ばかりなので買って損はないです!