聖者の行進 (創元SF文庫)
この作品が面白いわけ…
それはロボットものがあまりにも秀逸すぎるから。
その代表的なものは「バイセンテニアル・マン」であります。
人間になりたいとあこがれる一体のロボットの物語です。
最後の決意はもはやロボットの領域を超えています。
すごい、の一言ですね。
それと、なによりも
SF初心者の人でも優しいのが
非常にいいところ。
さすがに「銀河帝国興亡史」はやや表現がきついですが、
短編集はそんなにSF色は濃くはないので、
読みやすいです。
それにユーモアSFもありますし。
「前世紀の遺物」なんかは
多分ある行動が何を意味しているかは
勘の鋭い人にはわかるでしょう。
そう、未来なのにやっていることは…
という感じの滑稽さが面白いのです。
読みやすいので
あっという間に読めるはずです。
聖者の行進 DVD-BOX
このドラマは大変良いです。だが醜いシーンが多数有ります。デビット伊東が演じる竹上三郎ムカツク。段田安則が演じる竹上公輔ムカツク。いしだ壱成の演じる町田永遠や雛形あきが演じる水間妙子達が可哀想。暴力シーンは大変醜いです。このDVDは何度視ても飽きないです。これを視てから壱成君のファンになりました。名セリフ多数有り。永遠→僕はきっと行くところが無いでしょう・・・・
聖者の行進
工場での虐待を私はイライラしながら読んでいた。虐待を加える奴らが憎たらしいことなんの。読者の感情を操作する事が出来る作者はなかなか凄い。
裏を読めば、【101回目のプロポーズ】【家なき子】【ひとつ屋根の下に】【高校教師】などかなりのヒットメーカー!!凄いな〜。
ベスト・クラシック100 2
クラシック音楽に興味を持っていて、どんな曲や魅力があるのかを「聴いて」知りたい人にとっては、本作品は良い選択肢だ。
というのも、3,000円程度の出費で、クラシック音楽の代表的な楽曲が100曲も楽しめるからだ。
それらの曲の多くは、学校の音楽の授業、テレビCMや映画、ドラマのBGMとして聞いたことのあるもので、かつ、アルバム自体も、楽曲を奏でる各楽器の魅力やクラシック音楽そのものの魅力を体験できるように編成されている。もちろん、モーツァルト、ワーグナー、ベートーヴェンら著名作曲家はほぼ漏らさず網羅されている。しかも、6枚目には、彼らに関する勉強ができるPC用コンテンツが収録されているおまけつきだ。
また、業界でも定評のあるEMIが手がけた作品なので、コンテンツの質にも不安はない。
総じて、本作品は、クラシック音楽初心者の入門用として好適と判断できるが、気軽に楽しめる上質なBGMとして使うのも一興だろう。
聖者の行進 (幻冬舎文庫)
私はこの本を読んでから『障害者』という言葉を使わなくなった。この物語で、「障害を持つ人でも、こんなに周りのことを考え、一生懸命生きている」ということを知ったから。
主人公・永遠は、知能に障害があるために兄弟からのいじめを受けていた。そこで永遠の親は、彼を障害者の保護をしているという工場に入れることを決意。しかしその工場では、永遠やその仲間に対するいじめ・差別・レイプなどが起きていた。永遠たちはそれにも負けず、助け合いながら‘一生懸命’生きていく…
この本は私に色んなことを教え、影響を与えてくれた。
永遠は工場の皆と『ぷらいど(プライド)』を忘れずに頑張っている。
この本は、最近、私達が忘れていたものを思い出させてくれた気がする。