テイキン・オフ
最近、クラブ・ジャズで活躍中のハービー・ハンコック。
最新のアルバムである「Future 2 Future」をきいてからこっちへくると「誰だこれ?!」と思ってしまうかもしれません。
「Takin' off」の録音は1962年ですから、まだハービーは20代前半。若いです。でもしっかりと上手い。
やっぱりこのCDでは「Watermelon~~ Man」に注目でしょう。後年、ハービー自身がエレピでリメイクしていましたが、私はこちらの原曲の方が好きです。Alt. Takeまで収録されていますから、聞きごたえがあります。もちろん、その他の曲どれも質が高いです。
JAZZを初めて聞くという人にも、すんなりと受け入れられるのではないでしょうか?
Takin Off
先見の明を持ってして、様々なジャンルの音楽を吸収しながら独自のジャズを築いたハービー・ハンコック。本作は、そんな彼が全曲
オリジナル楽曲を携えてジャズ界に殴り込みをかけた1962年のデビュー作です。と、同時に出世作でもあります。
というのも、一曲目の「ウォーターメロン・マン」が爆発的に有名になったから。ハード・バップにソウル・ジャズを足し算したような
新しいモードを感じれる曲。ユニークかつ聴き応えも抜群だ。
続いて出てくる楽曲群も軽快で伸びやか。特に五曲目の「ドリフティン」なんかは弾むし、和むし、好演だなあ。
そして押すだけと見せかけての最終曲。スローバラードがしみる。
セッションに参加したサイドマンを紹介すれば、当時もっとも流麗なトランペットを吹いていたであろうフレディ・ハバードや、
とにかく何も言う気がしないほど、ブイブイ吹きまくるテナー・サックスのデクスター・ゴードンなど豪華。
前者の綺麗な質感に、後者の判り易さと、新しいジャズを模索しながらも本来ジャズが持つ心地好さが残る一枚になったのはこの為だろう。
大胆不敵なデビュー作を楽しんでみて下さい。
[クロックス] crocs CARLISA FLAT HELLO KITTY
クロックスファンで、今まで 何足か購入しました。軽くて履きやすく、快適で、もう他のメーカーの靴は履けません。今回は 特別 キティちゃんが好きな訳でもないのですが、ひと目見てあまりに かわいいので思いきって購入しました。履きやすいのはもちろんですが、ホントにかわいいですよ・・・お薦めです。
Do you like Japan?
プラスチックス解散後、中西俊夫とチカのふたりで結成されたMELONのファーストアルバム。スネークマンショーの桑原茂一をプロデューサーにむかえ、今は亡きAlfaレコードから発売されたこれは、非常にコンセプト色の強いアルバム。そのコンセプトとはタイトルからもわかるとおり、日本、そして核の脅威。
静謐な狂気を思わせるアレンジメントに彩られたこのアルバムは、驚異的なクオリティを保っている。
参加ミュージシャンは高橋幸宏、細野晴臣他
収録曲の一つ、「HONEY DEW」。完成したばかりのこの曲をチカに聴かせると、彼女はホテルの部屋で泣いたという。
今回のイシューは紙ジャケだそうだが、アナログで発売当時の箔押しは再現されるのかな?
さらにいえば、確かアナログ盤には桑原茂一の解説がついていたように思うのだが、Alfa発売のインナーには省略されている(記憶違いだったらすみません)。
またボーナストラック3曲とのことだが、この時期のレアトラックは同時発売の「新宿ブレードランナー」に収録されるはずなので、何が入るか楽しみ。