ラック (CCCD)
3人ポルノ最後のシングル。
この曲にはとくに詞と曲にポルノグラフィティの原点と、デビューから今までで築き上げた力を融合させた、インディーズ時代直系の進化形…というような印象を受けました。
曲はどっしりと落ち着きを持った大人の迫力を身につけていました。
詞は韻を踏んで言葉にリズムを持たせたり、詞の構成だったり。テクニックを身につけています。
とてもパワーのある曲です。さすがTamaさん…そう言いたい。
これを聴くと、自分の中に怒りのパワーみたいなものがわき上がってきて、気合いが入ります。
サウダージ
サウタージは本当に心に響く曲です!ポルノの曲でいっぱい良い曲はあるけど、やっぱり一番はサウタージです!!2曲目の「見つめてる」も最高です!アルバムには入ってないし!!全部で4曲入ってるのは嬉しいです!!
愛が呼ぶほうへ
ポルノといえば、アポロ、アゲハ蝶、サウダージのようなアップテンポ、ラテン調という感じだと思います。
この愛が呼ぶほうへはそれとは全く違ったやさしく、穏やかなバラードです。
愛というと男女の恋愛があげられますが、この歌詞はもっと広い意味での愛を歌っていると思います。あまり難しい言葉を選んでないようで平易にみえますが、その分奥深く歌を感じられるのではないでしょうか。
ちなみにc/wの“Hard Days,Holy Night”はポルノ唯一のクリスマスソングです。
大抵のクリスマスをテーマにした歌とは違ってコミカル?な雰囲気のおもしろい歌詞なので、なかなか楽しいです。
雲をも掴む民
一曲目「敵はどこだ?」を聞く際はご注意を…いきなりのハードなイントロに衝撃を受けますよ。
Tamaの曲が中心となっている本作は、渋めで、シリアスな曲が並びます。
それにつられてか、晴一さんの詞も内省的。
その中で昭仁さんの「Aokage」「クリスチーナ」がホッとさせてくれる…と思ったら「n.t.」でガツンとやられます(笑)
よく「暗い」「地味」と言われる本作ですが、ポルノの作品としては…の話であって。
これより暗いアルバムなら、世に山ほどあるのでないかと。十分、聞きやすいですよ。
ポップさを維持しながらも、新しい方向に進もうとしたポルノの意欲作。
初めてポルノを聞くには向いてないかも…ですが、最近ポルノを好きになった人にも聞いてもらいたいです。
とくに「ヴォイス」はこのアルバムの流れで聞くのがオススメです☆
EXIT(初回生産限定盤)(DVD付)
ドラマのエンディングやCM等で耳にする程度でも
十分アピールされる曲ですが、
是非フルコーラスで聴いて欲しいです。
ポルノグラフィティの“今”を感じられると思います。