彩雲国物語 紫闇の玉座(下) (角川ビーンズ文庫)
長い、長い物語が終わりました。
私は、ライトノベルは、コレぐらいしか読んでません。
今まで、世の中の数々の大作、名作読んでみて思うのは、
作者の力量って、どれだけ私たちを物語の世界に引きずり込んでくれるか、だということです。
毎日、いろいろ瑣末なことにあくせくして生活している私たちを、
息もつかせぬような刺激的で、すばらしい世界に、隔離してくれるか。
そういう意味で、作者さんに力量を感じます。
そして、娯楽である小説の条件として、
悲劇のラストでないこと、つまり、何回でも読み返すことのできる作品、
そして、人気のある長編をきちんと終わらせてくれること、ではないかな、と思います。
これがちゃんとできている人気長編ものって意外と少ないのでは。
本当に、楽しい娯楽を味あわせていただいて、心から感謝しています。
彩雲国物語 セカンドシリーズ第5巻~第8巻セット「~2~」 [DVD]
アニメ彩雲国物語の総評の感想です。
最初の頃は意外と王道的な主人公の成長物語としてみても純粋に面白かったです。
しかしこのセカンドシーズンは序盤は良かったものの次第に煮え切らない展開、引き延ばし展開が多かった印象があります。しかも後半になるとなんかキャラが若干被ってきてたし…
とは言ってもこの作品変態おじさん、奇人仮面みたいなインパクト大の面白キャラも多かったので全体的には楽しめましたよ。
彩雲国秘抄 骸骨を乞う
皆さんの感想の様に、物語ラストからの重圧感ビシバシの内容でした。
一気に読んでしまいたい気持ち(もったいないので)をおさえながら、読み進めるのは本当に大変でした。
登場人物のそれぞれの抱いていた気持ちが痛いほど伝わってきます。
久々泣かせてもらいましたよ。本の大きさ厚さに見合うすごい内容でした。
まだ、読まれていない方のために内容は秘密に…でも、彩雲国ファンの方なら是非読んで欲しいです。
初期の軽めの読み物がお好きな方だと、重すぎるかもしれません。。。
彩雲国物語 第4巻 通常版 [DVD]
小説とストーリーが違う。セリフが削られてるから、淡白であまり面白くない。1話が30分だから、しかたがないのかも。
第十話 「茶州の剥鷹」の曜春と翔林が出てこない。だから、宝物庫に浸入した話がまるまる抜けている。これでいいのか。がっかりした。
黄尚書が自分から屋敷を貸すし、素顔も見せてくれない。
黄医師もでてこない。
第十一話 黄尚書のキャラの印象が違う。イイ男っぷりがないし、秀麗が黄尚書を尊敬しているふうにはかかれていない。セリフが少ないから、暗い人に感じた。小説を読んでない人は、彼の面白さを理解できないのでは。黎深は、もっと「馬鹿だこいつ」っていう感じが見たかった。
第十二話 胡蝶って、絶世の美女のはずなんだけど、垂れ目で声が低いおばさんになっちゃってる。秀麗のほうがかわいい。
彩雲国物語 ドラマCD2 番外編~「静蘭と劉輝」・「親睦花火大会」~
価格の割りには短い気もしますが、静蘭がはじけてて最高でした。
通勤中の車で聞いていますが、眠気も覚める笑いに感謝。
とくに、森川さんの歌声がいい!楸瑛のキャラにぴったりきてます。
ただ、前回の温泉旅行と話の流れが似てたのが残念でした。