OVA キャシャーン [DVD]
これぞまさしく正常進化した『キャシャーン』!設定・メカデザイン・戦闘シーン・どれをとっても「オリジナルTVシリーズを今風にリメイクすればきっとこうなるぞ」という我々ファンの期待に100%応えてくれる最高傑作です。ビデオが発売されてからDVDになるまで随分時間がかかったので、「もしかしてDVDにはならないんじゃないか・・」とやきもいしていましたが、待った甲斐がありました(^O^)/
これに比べたら紀里谷監督の実写版キャシャーンなんかカスだよカス。制作費何億かけたか知らないけど、タツノコプロのキャシャーンにかなうわけないでしょ。はっきりいって問題外の外。アナザーディメンションですね。
CASSHERN THE LAST DAY ON EARTH
私は、映画を見る前にこの本を読みました。
本の内容としては、ページ数があんまり多くなかったので、すらすらと読めましたし、写真が入っていたので、ストーリー展開の把握が容易でした(ストーリーに関しては、映画と小説では多少の違いはあったものの、ほかの部分は同じでした)。
本か映画か?両者を比べてみるのも良いんじゃないかとおもいます。
OVA ガッチャマン [DVD]
「キャシャーン」「ガッチャマン」「新破裏拳ポリマー」と続いたタツノコOVAシリーズは素晴らしい作品だ。その第2弾が、この「ガッチャマン」だ。
1972年のテレビ放送では、アニメの中の時代設定も同様であったのが、このOVAでは2066年と、かなり未来となる。しかし、昔の人の未来予想とは違い、現在とさして変わらないように見えながら、丁度良い感じに未来的な雰囲気である。
作品の作りには、タツノコプロの「本気」を感じる。科学忍者隊のコスチュームも各メカも、テレビシリーズのイメージは保つが、格段にクールだ。健達も現代風の顔になり、甚平を除き大人っぽくなっている。かつての白鳥のジュンの「お楽しみ」であったミニスカでの大胆なキックといったものはなく、ショートパンツに変更されたが、別の部分で期待して良い(笑)。
この作品からはCGも採用され、総裁Xが良い雰囲気だ。
メカ同士の戦闘、忍者隊とギャラクターの戦士との戦い振りも素晴らしく、見応え十分である。特に最終回はサプライズ満載であると同時に深い。
音楽にアース・ウィンド・アンド・ファイアーのバンドリーダー、モーリス・ホワイトが参加しているのも凄い。彼の作曲による「Let's Fly」はその詩と共に芸術作品と思う。
オトナアニメ Vol.10 (洋泉社MOOK)
初の購入となりましたが、内容が素晴らしくとても勉強になる一冊でした。
前半は京都アニメーションから独立した山本 寛さんの初の監督作品「かんなぎ」について
20ページ以上にもわたって書かれており、これからの期待も大きいのではないでしょうか。
後半では、なかなか表にでない「撮影」のお仕事についても書かれており、
将来その仕事につきたい私としてはうれしい限りでした。
1冊の販売価格は多少高いですが、それだけの価値のある内容に仕上がっていると思います。
CASSHERN ORIGINAL SOUNDTRACK[Complete Edition]
映画は非常に評価が分かれ、富野由悠季氏の「イデオン」のような結末には賛否両論が分かれています。
また、大変アジア的な主題を持つ作品で、輪廻転生や、滅びの哲学は『キャシャーン Sins』に活かされています。
個人的には、OUR LAST DAY-CASSHERN OFFICIAL ALBUM- を購入した上で更に完全版を購入する羽目になった訳ですが、9. THE LAST DAY(SCENE 156)は大変深いテーマを持った曲で、この曲だけの為にアルバムを購入しました。
東 鉄也こと守り神「キャシャーン」と、「上月ルナ」が次の世界で稲妻モノリスの力によって幸せに転生しているようにと願わずにはいられない、そんな曲です。
もちろん他の曲も作品世界のテーマに沿った内容で、エヴァンゲリオンの楽曲で一躍有名になった「鷺巣 詩郎」氏の日本映画界でのもうひとつの素顔をみることが出来ます。