経験を盗め
雑学の宝庫。トレビアの泉も面白かったけど話題の広さ展開の意外さは他に真似できない。参加者の専門家に敬意を表しつつも、自他ともに雑学の王と認める糸井の強引な(もちろん、いいい意味で)司会ぶりがいい。あまりに専門的になりそうになると、すっ〜と低俗な(もちろん、これもいい意味で)ジョークやちゃちゃを入れて話を一般読者のレベルに戻してくれる。ついつい自分の世界に浸り切り読者や聴者が理解できないことに気づかない物書きや講演者にはとても参考になるだろう。
D.C.II Spring Celebration ミニアルバム
DC2SCの新曲五曲を収録したボーカルアルバムです。
ゲームをプレイした人たちはこのアルバムを買ったんでしょう?
私の一番好きなのは「Happy my life~Thank you for everything~」です。
初めて聞いた時すごく感動しました。
「with ~輝きのフィルム~」も大好きなんです。
最初で、この曲を歌ったのは音姫役のひなき藍さん、由夢役のきのみ聖さんと小恋役の立花あやさんだったってことを気が付かなかったんですよ。
この三人の歌唱力はなかなかですね!
『あふた〜すと〜り〜ず』のオープニングテーマ曲の「君のとなり」もすごく良い曲です。
「HAPPY CHERRY FESTA!」とエンディングテーマ曲の「桜の羽根~Endless memory~」が大好きじゃないけど、悪くないと思って、好きの人もきっと多いんです。
五曲だけが収録された2000円って価格は高いと思うけど、買う意義があります。
コレクションとして良いものです。
OPERA vol.27 (EDGE COMIX)
表紙は松尾マアタさんの、ジョナサンとポール。
裏表紙は、なんとも気になる事に
ポールが持っていたはずのカップが割れていて、
ポールのネクタイが、ジョナサンの手袋が…。
作中は序章の雰囲気もありますが、
相変わらず一人で悩むジョナサンが可愛いです。
ドーナツが無償に食べたくなって、買いに行きました。
中村明日美子センセの空と原も、もう、鉄板。
中村先生の京都レポも、センセを身近に感じられて面白かったです。
他の作品も大変面白く、続きが楽しみです。
そして次号予告に、草間さかえセンセキタ!
あの話の続き!!
次号を楽しみに、暑い夏を乗り切ろうと思います!!
犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)
もしも、肉親が突然、脳死状態になってしまったら・・・・・・。
私は、これまでにも柳田さんの本を何冊も読んできたが、この本で柳田さんが、自分の息子(次男)を自殺によって喪ったことを告白した時は、正直に言ってビックリしてしまった。なお、私は柳田さんが当時から、脳死や終末期医療に関する取材や研究をしていた{しかも、『ガン50人の勇気』(文春文庫)や、『死の医学への序章』(新潮文庫)などの著作を実際に出していた}のを知っていたが、まさか自分の息子が本当に脳死状態になってしまうとは、夢にも思わなかったと思う。
そこで、柳田さんは現実に脳死状態になってしまった息子を見ながら、自分がこれまで研究してきたことをどのようにして実践すべきか、また息子がこれまで生きてきた事実をどのようにして活かすべきかを、1冊の本という形で纏めたわけであるが、この本は、単なる闘病記や、終末期医療に留まらない要素が数多く含まれている。
だから、この本はいつまでも読み継がれて欲しいと思う。