Love Gun
毎回〈限定〉と銘打ってまた出ました紙ジャケ。やっとオマケのピストルと内袋が再現されてウレシイ! でも今回もカサブランカ・レーベルは再現ならず。帯は共通帯、98年版を使い回せってことか。紙ジャケ自体の出来は97〜98年で完成されているのであとは帯とレーベル等付属物が再現されれば完璧なんだけどなぁ。それにしてもKISSってあの当時輝いてたな。今でも瞬時に十代に連れ戻してくれるんだよね。なんかノリノリなのに涙がでそうになっちゃうよ…。
神々のシンフォニー
坂本龍一氏の戦場のメーリークリスマスがこうなるとは。いい感じです。
他に馴染みのある曲は、映画「パールハーバー」の主題歌だったフェイス・ヒルのThere You'll Beがデュエット曲として収録されています。
その他にも、今回はデュエット曲が数曲あります。
今作は彼女のファンなら確実に満足できる仕上がりです。
Kiss
当時はまだ日本デビューしていなかったので、まったく無名のバンドでした。いつも立ち寄るレコードショップで、このジャケットにインパクトを受けて購入した思い出があります。
こんな化粧をした連中はアリス・クーパーくらいで、いったいどんな曲を演奏するのかと楽しみにして聴きました。
なんとストレートで分かりやすいロックで、アメリカと言うよりブリティッシュに近いと感じたものです。
それからアルバムが出る都度集めていきました。キッス・アライブが出る頃には、押しも押されぬ大バンドに成長していました。ライブで演奏する原曲の集まりで、少々テンポが遅く感じますが(実際にスローです)、名曲ぞろい・・・。是非KISSの原点を楽しんでください。
Destroyer
キッスはご存じの通り、メイクとコスチュームで有名なロックンロール・バンドである。70年代中盤に「キッス・アライブ」(全米9位)でブレイクし、本アルバム「地獄の軍団」(全米11位)が爆発的に売れた。「地獄のロックファイアー」はその次作である。これら3作がキッスの絶頂期だ。その後、ディスコナンバー「I Was Made for Lovin' You」にみられるように、どポップ路線に方針転換する。また、メンバー内の確執からエースとピーターが脱退すると、メンバーを補充しさらにメイクを落として活動を続ける。それでも当時のメタルブームのおかげでそこそこ売れていて、「リベンジ」は全米6位を記録しているようだ。しかーし、この辺は全然聞いていない。
初期のキッスの曲って、よくできてる。コピーしてみるとわかるんだけど、こんな単純なリフでよくこんなかっこいい曲が出来るなと思う。それと、リフづくりのパターンが各曲とも似てるのね。でも、それを感じさせない。ポール・スタンレーって才能あるな。では、ロックンロール・オールナイトを弾いてみましょう。次にブラック・ダイアモンド。はい、ファイアー・ハウス。ね、ちゃららららららが一緒でしょ。
コピーがラクってのもギター・キッズたちにはいい。とっつきやすくて、バンドも組みやすい。こういうバンドが売れればギターも売れるのになと、某楽器店長も言っていた。イングヴェイじゃ弾けないもんね。
「キッス・アライブ」「地獄の軍団 (Destroyer)」「地獄のロックファイアー (Rock and Roll Over)」の3枚を聞いてくれ。