4 (SACD/CDハイブリッド盤)
以下はSACDの2chの感想です。
このSACDは音調は全体にタイトでクリアであり、
音の立ち上がり、立下りが非常にハイスピードで歯切れがよいです。
スピーカーから放射されるエネルギーは通常より大きい感じで、
音圧感が十二分に確保されているのですが、
ハイスピードサウンドであるため、変に尾を引かない。
カラッとしたイメージに仕上がってます。
子供っぽい派手さが抑えられていて、いい音のまとめ方ですが、
なにより、こんなに音質が良かったかと驚きます。
最後の二曲はアンプラグド気味なんですが、
これも心に訴えかける切ないボーカルに惹かれます。
SACDの良さはこの二曲での背景の空間性に強く出てます。
SACDをもっている方は、是非とも買って聞いてみてください。
もともと私はフォリナーはあまり聞きませんでした。
あまりにもイカニモな印象がありましたので。
しかし、このSACDはヘビーローテーションです。
純粋に音がいいから。
Live [Blu-ray] [Import]
フォリナーはルー・グラムのパワフルなボーカルが好きで、脱退してからは避けてきたんですが、ま、ブルーレイは安いしベスト曲ばかりなんで、20年ぶりぐらいで聴いてみました。
ケリー・ハンセンのボーカルもルー・グラムに似た感じでいい科学反応です、見た目はイケメンにしたスティーブン・タイラーかと思いましたが、声も良く似てるし、ジャーニーのアーネル・ピネダと同じで違和感なく受け入れられます。
ミック・ジョーンズは昔から老けてましたが、あれだけギターを聴かせるおじいちゃんは他にいないでしょうね。
DTS-HDの音も素晴らしく、良くサラウンドしてます。
ただ自分の一番好きな、That Was Yesterday. これが無いのは残念でした。
80年代でフォリナーを卒業した中年のみなさん、是非見てください。
こんな作品が千円ちょっとで買えるとは、アメリカと同じリージョンになって、色んなアーティストが輸入版で見れる幸せを感じます