コトノハ~「kemuri」という小さなダイニング発のコンピレーション・アルバム Vol.1~
元トップ証券アナリストが監修した、カバー中心のアルバム。炭火焼のお店Kemuriで流れる曲を選んでいる中で、話題となりCD化された。
全体感としては、癒し系。仕事中移動するときに聞いていると、ほっとする。
「真夏の果実」「TSUNAMI」「涙そうそう」といった熱唱系の曲も、スローテンポでささやくように歌うタイプのカバー曲が選択されている。
その結果、このアルバムのタイトルである「コトノハ(言の葉)」を聞き手がより受け止め易くなり、改めてその歌詞の素晴らしさを再認識させられる。
曲自体の選択だけではなく、曲順にもかなり配慮がうかがえる(「そして、僕は途方にくれる」から「夢で逢いましょう」、そして「少年時代」(ジャズ)とつながるところ)。監修者の音楽への愛情、こだわりが感じられる。
副次的な効果として、カバー曲を歌う歌手の素晴らしさも発見できる。個人的には、Smooth Aceをこのアルバムで発見し、彼らの「Other People's Songs」と「For Two−Piece」を購入することとなった。
天国の門 [MGMライオン・キャンペーン] [DVD]
天井にしか乗れない人々を載せて、汽車が行く。
もう、そのシーンを見るだけでも、このDVDの価値はあります。
しかし、後半のシーンは「ディア・ハンター」を凌ぎます。
「天国の門」は村の店というか娯楽施設(?)の名前であって、
内容は正反対の世界ですので、要注意。
よって、あの映画が耐えられなかった人は見ない方がいいですが、
映画通たる人は絶対見るべし。