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自立のためにプロが教える株式投資

板垣 浩
おすすめ度:★★★★★
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古い本ですが・・・。
おすすめ度 ★★★★★

辛口ですが、良書です。

 発刊も1990年と昔のかんもありますが、著者は証券会社出身で、この業界の百鬼夜行の様子を鮮明に書き出しています。

 名場面を一つ

 とある相場師の弟子が証券会社の人が書いた本を読んでいたら、師匠の相場師が怒りました。
「おまえはやる側に立っているんだぞ。それがやらせる側の人間の言うことを聞く、書いたものを読むとはなにごとか。」

 株を始めて間もない人、また、株の初心者、さらに損ばかりしている人にぜひ読んでいただきたい本です。



パッと読むと駄本に見えて実は良書かも!
おすすめ度 ★★★★☆

仕掛け方についての具体的な方法などは、ほぼ書かれていない。
(その代わり、建て玉法に関してはある程度具体的に書かれている。)

従って、流行りのシステムトレード的なことを期待する読者、
Wizard Bookシリーズなどでテクニカルなシステムを
勉強したい方にとっては
究極の、『駄本』である。読まないほうが良いかもしれない。

いっぽう、裁量トレードで訓練・練習して行こうと思う人にとっては
かなりの、良本。

同友館の書籍にありがちな冗長さ(エッセイ、逸話がかなりの部分を占める)
があるのはご愛嬌か。

この手の本に拒絶反応が起きない人は、
立花義正さんの書籍とあわせて読むといいかも。



求道者
おすすめ度 ★★★★★

本書はタイトル通り株式投資においてプロ、つまり”相場師”を自らの生活の糧としていきたいと考える方に向けて書かれた書である

”売買(波乗り)の実行力をつけ 堅実な利益を重ね 5年10年で成果をあげる”
この一文を以ってしても多くの個人投資家に深い示唆を与えるにちがいない
一つには”売買の実行力”を重視することは当て屋からの脱却、知識偏重の頭でっかちの売買を捨て、実践の中で技術を磨くことこそ何よりも大事であること
一つに一発狙いのギャンブル的な売買を厳しく戒め、”堅実な利益を重ね”ることに注力すること そのために”分割売買”をその根本に置くこと
そしてもう一つ、”5年10年で成果をあげる”こと これは一発狙いを戒めるとともにプロ投資家への道のりが一朝一夕ではないこと教えている

他のレビュアーもおっしゃるとおり筆者は口が悪い部類に入るだろうから不愉快に感ずる箇所もたしかに散見されるかもしれないが、”良薬口に苦し”の如く筆者の痛烈な批判に耐えられるかどうかがプロの投資家として大成できるかどうかの最初の関門といえるかもしれない
私は著者の主張は正しいと感じたし、耳が痛いことが多いが筆者の言わんとすることを理解し、ぜひ実行に移そうといういう気にさせられた

本書は個人投資家に向けて書かれたとはいえ、プロを目指すあるいは真剣に売買の上達を目指そうという方以外には受け入れがたい内容にちがいない
当てもの売買の段階で十分満足し、趣味で勝った負けたを楽しむ、それだけで十分だという方には本書は必要ない
私は筆者と違ってアマチュア投資家を馬鹿にするつもりはないし、単純に相場を楽しむという姿勢で臨むことも一つの投資家のあり方と考えている(但し趣味的売買の方が陥りやすい満玉投資は身の破滅を意味するためぜひ戒めていただきたい)
ただ少しでも自らの売買技術の向上・上達を目指す多くの個人投資家にとっては有益な書であると一読を勧めたい!
またこれから株式投資をはじめようという方が相場の厳しさを知るのに読まれるのもいいかもしれない
立ち直れないほどの痛い目を見る前に本書に出会えたということはある種幸せなことだろう



懐かしい!
おすすめ度 ★★★★☆

むかし、この書を読みました。かなり儲けました。だけど、カラ売りに失敗して、かなり利益をトバしてしまいました。著者の言うことは正論で、このとおり出来れば、損はしないと思いますが・・・・。



この本も懐かしい。そして、今読むと、凄く勉強に為る。
おすすめ度 ★★★★☆

システムについて、トコトン!学び実践し、
トレーディング・システムのデザイニングが
「紙とペン」だけで出来る様に為り、検証・
バック/フォワード・テスティングは、
コンピュータと「雇ったプログラマー」に
遣らせる、と言う位の「視点」で読んで見ると、
「裁量」の『弱味』の部分が「完全丸判り」だが、其れと
同時に、ゲシュタルト心理学で言う「地と図」の
関係の様に、ディスクレショナリイの
EDGEが、極めて「明確」に「浮かび上がってくる」
様に、物凄く「良く判る!」

何故、ディスクレショナリイで儲けられる人間が
世界中にこんなに、沢山、居るのか。
「量子コンピュータ付きの白痴」に
其れが、説明出来るのか。
極めて興味深い事柄である。

尚、本書の文体が「不愉快」だと言う奴は
「そいつの勝手」である。「そいつの不愉快さ」は
「そいつの感情」なのだから、当然、「自己責任」の
領域である。
その意味でも「感情のコントロール」を学ぶ為の
「教材」としても使用可能なので、本書は、非常に
「コスト・パフォーマンス」の高い本である。

最後になるが、私が、「大昔」に読んだ時に
最も役に立ったのは、「何か月位、場帖を
付けて居れば『波』が見えて来ますか。」
詰まり「『変動感覚』が分かる様に
為りますか。」と言う「素人の人」の質問に
対する、板垣氏の「答え」の部分だった。



素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★

背筋にゾゾゾという感覚が走りました 。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
ホント満点を付けても良い出来です。



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舘ひろし



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