ノートン最高!!おすすめ度
★★★★★
この映画はブラッド・ピットのほうが注目されやすいですが、
エドワード・ノートンの演技もスゴイと感じました。
なんだかひ弱な青年に見えるこの映画での演技は
この後に出演した「レッド・ドラゴン」で
見違えるほどカッコよくてたくましく見えます。
そのギャップがいいですね!
ノートンのほうに興味を持たれた方は「レッド・ドラゴン」も
超オススメです。
(ただ、内容が内容だけに見たくない人もいるとは思いますが…)
そして、ラストの意外な結末には脱帽モノです。
脚本家の方はすごいと思います。
世紀末かつ新世紀。おすすめ度
★★★★★
内容の面白さは折り紙つき。ブラット・ピット主演作ということで敬遠するにはあまりにも勿体無い。
世紀末の消費社会における解消しようのない欲求不満から開放してくれるカタルシス満載の原作をD・フィンチャーが見事に演出、キャスティングも文句なし。(正直言ってこの作品で初めてブラット・ピットがかっこいいと思った。)
「マトリックス」「ジョン・マルコヴィッチの穴」「スナッチ」「メメント」等と同じで、「新世紀的」という意味で素晴らしい作品だと言える。DVDで持っておく価値が十分ある作品だ。
すばらしい
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
仕事に追われ、疲労困ぱいしたエリート青年。ある日出会ったチンピラのような男に誘われ、殴りあうことで自己を開放する「ファイト・クラブ」に参加する。しかし、次第に自分自身をコントロールできなくなっていく。
主人公のエリートはエドワード・ノートン、チンピラ男はブラッド・ピットというスター共演作だ。暴力に振り回されながらも逃れられずにノイローゼに陥る男を、ノートンが演技力で魅せれば、正体不明のチンピラを、フェロモンを振りまきワイルドに演じるピット。両者譲らぬ好演を見せている。
監督は、『セブン』『ゲーム』などサスペンス映画を撮り続けてきたデビッド・フィンチャー。物質と情報におぼれ、自分自身を失ってしまった現代人の心の暗闇を、スリリングに描きだすことに成功している。(斎藤 香)