健康的なブライアン・ウィルソン?おすすめ度
★★★★★
本人自ら「ソフト・ポップ」と呼んでいるそうだが、まさに「これぞ極上ポップ・ミュージック」を展開するライナス・オブ・ハリウッド。幅広い音楽性をおおっぴらに見せびらかすことなく、こんなのってどう?みたいな感じで人懐っこく宝物を見せてくれるような、満面の笑みで迎えたくなるポップ・ミュージック。イメージとしては、太陽をいっぱい浴びた健康的なブライアン・ウィルソンか。
後にポール・ギルバートのアルバム・プロデュースを担当したりと、その人脈には妙に謎なところもあったりするが(このアルバムの Thanks to にもジョン・ボン・ジョビの名前があったりする)、ライナーノーツによればほとんどの楽器は本人によるものらしい。子供の頃はヘビメタ好きのギター小僧だったそうだが、それは2曲目のオジー・オズボーンのカバーにも垣間見れる。ただし、これは恐ろしくポップなアレンジのカバー。
ファースト・アルバムよりも若干ポップ度が落ちているような気もするが、いやいやとはいえ、これがポップ・ミュージックの教科書のひとつでなければ他に何を選べばいいのだ?と言いたくなる傑作。廃盤にならないうちに、素敵なボーナス・トラックの詰まったカラフルなジャケットの日本盤を、あなたもぜひ。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!