知的で、イキで、お洒落な 世界の広告たち
「知的で、イキで、お洒落な」のキャッチフレーズそのままの、広告コレクションで、広告自体が面白く、シックで、ユーモア溢れていて見飽きません。こんな大胆な屋外広告のアイディアがあれば日本の街ももっと楽しくなるのに、と想像したり、英語のダブルミーニングに教えられたり、日本の発想にはなかなか無い部分に唸らされました!解説や本の装丁、ページデザインに至るまで、行き届いた表現センスが何とも魅力的で十分堪能させていただきました。
告白
すでに様々な音楽雑誌で「最高傑作」の太鼓判が押され続けている。逆にあまのじゃくな私は「評論家たちがプロモーション料の一部をもらっているんだろう」などと勘ぐってしまったが、実際にアルバムを聴いて先の思いを描いたことを恥じた。本当に彼女たちの歴史の中で、これ以上のものはできないかもしれないと思うぐらいの潔さも感じる。
過去の楽曲から十分に演奏力、楽曲の完成度が高いのは誰もが承知であろう。シングル「風吹けば恋」に「推進力」という名曲をさりげなくカップリングで済ませてしまうバンドである。その楽曲のレベルもさらに高みを増したため、ライブでの「ハイビスカスは冬に咲く」「あいまいな感情」「やさしさ」が実際に生で3人だけの演奏が本当に楽しみである。アルバム全体についていえば、楽曲のレベルアップに曲の配列の見事さが重なり、そら恐ろしい構成力のある仕上がりになってしまった。
サポートメンバーと打ち込みによるユニットというグループが多い中で「幻のBJC」以来の貴重な日本が誇る3ピース・ロックバンドとなってしまった感がある。
追伸…NHKホールでのライブを観ました。お見事です。「やさしさ」の最後のフレーズ「それがやさしさでしょ」と歌い終わったのを聞いたとき鳥肌がたちました。あと「あいまいな感情」がメジャーデビュー前につくられた曲であるのを知ったとき、この人たちは最初からレベルが違うことを改めて思い知らされた次第です。
ペンブックス10 広告のデザイン (Pen BOOKS)
現代広告の原点というべき見本集。王道的に権威付けや評価されたものが集まっているのであるが、解説を読まずとも良いものは良いと思わせるアートワークが数多く掲載されている。
この分野には疎いが、ドーフスマンのCBS、DDBのフォルクスワーゲンは、今の新聞広告に載っても斬新さがある。
フォーマットに最適なレイアウト、表現のポイントを絞る、無いから新しいフォントを作る、といったことは、
デジタルで表現手法が無数にあって、生産性も求められる今では逆に難しくなってきているとも思える。
デザインもそうだが、広告で言いたい事を見つけるヒントになるに違いない。
同じような本は他にもあるので星4つにしたが、広告の原点に立ち返るのに役立つだろう。
~ACC 50周年企画DVDシリーズ~ もう一度観たい 日本のCM 50年
一言で言ってしまうと「薄い」
ACCは以前CM殿堂と言う書籍を出版している。
少なくともあの本に記載してあるものは収録してもおかしくはない。
約60分で4500円と言う価格も高めの設定である。
確かにCMは再放送など行うことがないので貴重かもしれないが
4500円を払ってでも見る価値はあるのか疑問だ。
エイベックスの企画が悪いのか資生堂のCMも
資生堂宣伝史の4時間から比べると薄いし持つ価値がない。
多分今後も出るであろうと予測される。
今また出てきたアンクルトリスや桃屋のCMなど企画は
たくさんあるがもう少し企画を考えてほしい。
片面2層と言う手段があるのだからできないとは思わない
もう少し考えて出した方がいいかと思う。