ジャズ・クラブ~フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
オスカーピーターソンのこのアルバム、ライブかと思って買いましたが、スタジオ録音ですね。タイトル紛らわし' 音が意外に良い。彼は昔から、どうも好きになれない。音が多過ぎて…それとこのアルバムでレイブラウンがベース担当している曲、数曲なんでガッカリ! 意外な発見は、ミルトジャクソンとの競演する曲では、ピーターソンは控え目に弾いてます!! そのプレー、なかなか良いですね。僕にはピーターソンの最高の名曲は、やはりプリーズリクエストのユー・ルック・グッド・トゥ・ミーです。ピーターソンは必死に抑えてプレーを開始し、徐々に盛り上がり,レイブラウンは最高にカッコいいプレイでバックから猛攻撃!! 静で始まり盛り上がり,そして静で終わる…弾き過ぎないと、ピーターソンは良いピアニストだと思います。
ザ・フライ <特別編> [DVD]
作中、主人公が醜い蝿男になりつつあるにもかかわらず、恋人のヴェロニカは嘆き哀しみながらも、彼を抱きしめる。
このシーンは、どんなロマンチックなラブ・ストーリーよりも崇高で美しい。
数あるホラー映画の中に、このような悲哀を盛り込んだシナリオは少ない。
グロテスクで恐怖を感じさせる点では、疑いようもなくホラー映画なのに、なぜか格調高いものを感じてしまう。
80年代を代表する、傑作ホラーと言っても過言ではないだろう。
フライ・ウィズ・ザ・ウィンド
世の中にこんな音楽が存在するとは!との驚きさえ覚える、McCoy Tyner 76年は前代未聞のストリングス・エネルギー炸裂アルバム。M.F.S.B. や Sal Soul Orchestra、Love Unlimited Orchestra 等のPhilly Soul、New Soul 系ストリングスも、大きなエールを送ってくれるに違いない。
あまりの手数に「まるで千手観音が叩いているかのような 」と比喩されるBilly Cobham の高速ドラムが凄い。鍵盤の上を疾走するMcCoy のピアノは、音の分厚さが感動的だ。飛翔する Hubert Laws のフルートも高揚感をあおる。
驚くべきは、躍動するマッスを音楽に送り込むストリングスの生命力! 下支えする Ron Carter のベースに、ゴージャスなハープまでが加わり、音の洪水が飛沫を散らしながら襲いかかって来るようだ。本当にこれ一回限りの、McCoy による幾多の傑作アルバムのうちの1つ。
ザ・フライズ〈PART1〉渓流のフライ・パターン (フィッシングガイド)
FFを煮詰めて行くと、ある時タイイングの壁にぶち当たります。
どうして自分のフライは思ったように効果をあげてくれないのだろうか?また、フライ本来の使い方が間違っていたり、シルエットのバランスが悪いが為に効果がでなかったりするものです。
本書は綺麗な写真と分りやすい解説で、貴方のそんな壁を乗り越えるための教科書になります。
また、FFのエキスパートの方へ一言!
佐藤成史さんが本書内容に散りばめた何気ないヒント。 これを真に理解出来る貴方は相当な経験を積んだ方とお見受けいたす!
ナイトウィザード The 2nd Edition ファンブック フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
本書はナイトウィザード通算3冊目、2ndでは初となるファンブックです。
前2冊同様本+CDという構成になっており、CDはパソコンじゃなくても大丈夫です。
本にはリプレイとシナリオ2本が掲載。
リプレイのGM/執筆は伊藤和幸。
PLはアニメでエリスを演じた宮崎羽衣、前回に引き続き登場(&アニメにも少し出演した)植田佳奈、
及び、菊池たけし、遠藤卓司。
(PCはそれぞれ新キャラ)
月の封印を守る守護者を探したりします。
TRPG本職のきくたけや遠藤、ゲームならお任せ(イメージ)の植田に囲まれた宮崎の運命やいかに・・・、
とおもいきや、宇宙的スケールを感じさせる素質で案外どうにかなってたりも?
CD収録のボイスドラマは別視点からリプレイの話を扱っています。
出演者は宮崎、植田がPC役を務めているほか、古谷徹、清水香里、明坂聡美、影平隆一、村上歌菜に加え、おなじみリオン役の柚木涼香、アンゼ役の小暮英魔様、柊じゃないけど矢薙直樹といった面々となっております。
シナリオのうち1本はリプレイ&ドラマのその後の話、ということになっています。
やはりゲーム的部分は薄めですが、例によって例によってサプリメントではなくファンブックだから、と言うことであらかじめご了承ください。
(文中敬称略)