三毛猫ホームズの推理 [Blu-ray]
相葉ちゃんファンなので、もちろん買いです。
マツコさんは正直いらないかな・・と思っていましたが、まぁ、ドラマ自体はおもしろく仕上がっていたと思います。シュシュちゃんが良い演技していました。
相葉ちゃんの良さが出ていたドラマだと思います。
世迷いごと
ある人気女優について。
「この人は「女優」じゃない。自称「女優」だろ。」と
以前から思っていたのですが、
一応その人は世間的に「人気女優」で通用しているので、
敵をふやしてしまうような気がしてずっと他人には言えずにいました。
この本のなかで、その人に関する記述を読んだときに、
長い間抱いていた悩みが解けてスッキリしたのと同時に、
同じことを思っている人が他にもいたという喜びで、
感激のあまり、立ち読みしていたものを購入しました。
他の女性に関しても、深く考察しており、説得力があります。とりわけ、
「福原愛の心の闇」
「高島彩」
「川島なお美」
「黒木瞳と谷亮子の共通点」
に関する考察は白眉でした。
この本は、決してアブノーマルな内容ではなく、
大勢の人が漠然と思っているであろうことを
より明確にしているところがすばらしい。
普通の人なら「なんか嫌」「なんか好き」で終わらせるところを、
徹底的に分析して言葉の形であらわしています。
なかなか、普通の人にできることではないと思います。
時間が経つのを忘れて本を読んだのは久しぶりでした。
エンカのチカラ-SONG IS LOVE 80’S&90’S
ウェブ試聴してみると大物演歌歌手を起用しながらアレンジが原曲と大差ないためにロックやポップスがただの歌謡曲になった感があります。
求めるものは名曲たちをどのように演歌に仕立てあげられるか、歌い手やJ-POPの幅の広さを期待していました。
何か歌い手の持ち味であるコブシが足りないのです。
昴はかなり演歌でしたが、もともと歌謡曲。演歌の素質を持った曲です。
やっぱり演歌歌手は演歌が最高です。
今度出すならばコブシ、バックミュージックもド演歌直球にアレンジされた曲を希望します。
うさぎとマツコの往復書簡
ふざけているようで
内容は非常に真面目な内容です。
マツコさんの物知り具合を
知らしめる内容が少し鼻についた
感がありました。
中村うさぎさんの
表現力の素晴らしさは
この著書でも冴えまくっています。
あまから人生相談
本書は、マツコさんが一般的には無名だった時代から続けてきたレディコミでの連載を纏めたもの。
読みながら、過っていく疑問・・・
一つ、人生相談を、それもレディコミに、しかもプランパーの女装相手に、する人が かくもいるものだろうか?
二つ、なぜ相談者として、マサエという名前が複数登場の上に、エで終わる名前の方が かくも多いのだろう?
・・・といっても、本書がガチの人生相談か否かは どうでもいいことだと思います。
しかし、本書をガチの本として論じてしまうと、本書の楽しみ方を半分方無くしてしまうでしょうね。
この本は人生相談としてのクオリティや毒舌(苦笑)マツコ節なんてもんを読むものなのかなぁ?
本書は、人生相談という独特の文体のパスティーシュで、そこにマツコさんの酸いも甘いも噛み分けた果ての人生観を披露しているのではと、思う次第です。
そう読むことで、70kgものダイエットに成功した果てにマツコさんが気付いたこと、そして元に戻った理由とか、家族あるいは愛する人が揃っていることの幸せが繰り返し書かれていることの意味も、とても深く感じられるのではないでしょうか。
「私の友達が悩んでいるんだけど」の友達が常に「私」本人であるように、本書は、回答者のマツコさんこそが、質問者の過去の断片だったり、あるいは読者こそが質問者あるいは回答者に我がことを感じたりというメタな構造になっていたりはしないでしょうか。終盤のデブや同性愛に悩む10代からの相談なんて、正に鏡かアルバムに向き合うマツコさんでしょう。また、親に言えない云々の質問は、親に同性愛者であることを明かせないと、徹子の部屋で吐露したマツコさんを知る者には、物凄く心にしみて来ます。
その点で、私は個々の回答が優れものとは決して思いません。
マツコさんが、ためらいつつも、その人生を吐露したものに優劣などあるはずがありません。
彼女の丁寧な書きぶりに応えるべく、優しく耳を傾ける。そして、自分の心の中を省みる。
そんな本ではないかなぁと思う次第です。
そうそう、人生相談が本になるもんかとも書こうと思いましたが、思い出しましたよ、今は亡き(かな)青春のバイブル「ホットドッグ・プレス」の北方謙三先生の無頼かつ兄貴チックな人生相談を。あれもまた、人生相談を借りた北方節だったなぁと。