真月譚 月姫 オリジナルサウンドトラック1
地上波でアニメ本体を見れなかったためレンタルで2話までしか
見ていないのですが、オープニングのコーラス曲の魅力で購入しました。
しかし、予想を遥かに裏切り、久々に全曲をゆっくりと聴かせる
力のあるCDに仕上がっていました。
大森俊之さんの底力を見せて頂いた思いです。
(有名所では機動戦艦ナデシコOP「YOU GET TO BURNING」の作曲者です)
ブックレットのご本人のライナーノートでも書かれていましたが
特性に合わせ別スタジオを取ったりと弦とピアノにかなり
こだわっておられます。
曲それぞれのジャンルも多岐に渡っており退屈させません。
北欧の湖畔を思わせるようなヴァイオリンのメロ等月姫を
しっかり理解しての作曲なんだろうな、と感心させられました。
個人的にはジャズテイストの10曲目Captivateが気に入っています。
サントラ単体の魅力でオススメできるCDだと私は思いましたので
星5つ付けさせて頂きますね。
真月譚月姫 6 (電撃コミックス)
とにかく最高!の一言。
原作ファンですが、佐々木少年の描く漫画版月姫は原作を超えたのではないかと思えるほどに面白い、相変わらず内容の濃い一冊になっている。
漫画版オリジナルの部分がありますが文句なしの出来で、戦闘が熱い!!
残りもわずかと思いますが期待しています。
真月譚 月姫 5 [DVD]
第9話、画面作りと、それによる心情描写がもっともしっかりしていた回。遠野家と、そこに住む面々を映す不穏な構図と演出、そしてすべてを悟った志貴が見せる表情と、アルクに気持ちが接近していることを示すラストの台詞が印象的。そして第10話、全体的にアルクを丁寧に見せてるが、特に夕焼けの教室シーンは、カメラ構図、アルクの細かいしぐさなどが心情描写としてよく出来ていた。
この5巻を見て、つくづく、この作品のカラーと雰囲気はアニメ版の遠野志貴というキャラクターとマッチしていると思った。
やっぱりこのアニメ版志貴も個人的にかなり好き。
真月譚 月姫 4 [DVD]
第7、8話を見る限り、監督は設定は用意するが、無用な説明を廃し、すべてわずかな台詞と視覚的なもので配置している。説明不足の感もあるが、最近の作品に多い説明過多の感もないし、露骨に見せないことで逆に作品にちょっとしたリアリティがでている。
しかし主人公の周りに自動的に美少女が集まるので、そのあたりで本作が美少女作品であることを思い知らされる。
ちなみに第7話は中の悪いヒロイン4人組とフォローを入れる有彦など、キャラクターの個性をいかしたコメディが妙におもしろい息抜き話。
真月譚月姫 10 (電撃コミックス)
今回でついに完結となり、原作からのファンとしては寂しくもあり、無事に終わって良かったと思う気持ちもあります。
感想としては終わり方がとても良かったと思います。内容はぜひ自身で買ってみて確かめてください。
また私個人の意見としては、佐々木少年の描くアルクェイド以外のヒロインのルートも読んでみたいですね。もちろん無理でしょうけど(笑)
今まで真月譚・月姫を呼んできて私が一番すごいと思ったのは、原作の雰囲気、凄さというものをまったく壊さずに描いていることです。
それを10巻まで通して続けたのは原作ファンとしてとても嬉しい限りです。本当にこの人に月姫の漫画を描いてもらって良かったなあと思っています。
絵も違和感なく見れましたし、とても上手いなあと思いました。おそらくType-Moonの作品の漫画の中では一番なのでは?
完結まで時間がかかりましたが、今まで本当にお疲れ様でした。また佐々木少年の月姫が読めることを祈っています。そして文句なしの星5個です