本屋の窓からのぞいた京都 ~恵文社一乗寺店の京都案内~
京都・左京区にある“本にまつわるあれこれのセレクトショップ” 恵文社一乗寺店の店長とスタッフによる、本と京都と周辺の人々を取り上げた本です。
本好きには有名な恵文社一乗寺店です。9ページにお店の中が一部写されていますが、本屋さんなのに書店という範疇で片付けるのは難しいお店です。配列はジャンルごとに文庫や新書も交えて厳選されており、置かれた本の良さがこの店の持ち味でしょう。
昔、京一会館に通っていた頃に初めて入り文庫本を買ったのが最初ですが、その頃はごく普通の書店でした。歳月が経つうちに見事な変身を遂げたと思っています。学生の街・左京区ならではの雰囲気を漂わせています。
本書も本のセレクト同様、近くのお店を中心に、左京区で生活しているような日常の京都を取り上げています。また恵文社に関わる外部の方の個性が本書の範囲を広げており、交友録のような色彩も帯びています。
見開き2ページで一つのテーマ、1冊の本、一人の本、1つのお店を紹介しています。
132ページには懐かしの京一会館の思い出も綴られています。またエッセイストの甲斐みのりさんが恵文社に憧れて京都で雑貨のお店を開いたことが紹介してありました。影響力大のお店ですね。
なお登場するお店の住所や電話番号は掲載してあり、巻末の地図で辿りつけられるようになっています。京都観光のお供にどうぞ。
本書の内容の一部です。
第1章 こんな本や雑貨を売ってきた(『ブランコのむこうで』、『みんなの古本500冊』 ほか)
第2章 本屋から始まり、京都へ(鴨川三角州、3つの古本市 ほか)
第3章 ふだんのおいしいもの(y gue、双鳩堂 ほか)
第4章 一乗寺人間山脈(創る和紙職人 ハタノワタルさん、型絵染め作家 関美穂子さん ほか)
第5章 京都今昔(イノダ西東、「迷子」の昔話 ほか)
テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー2 公式コンプリートガイド (BANDAI NAMCO Games Books)
本編のクエストはもちろん、武器や防具も絵付きで掲載されているのでとても良いです。
しかし本当にすごいのは54名の声優さんのインタビューが載っているところです!!
これはすごく気に入りました。BACK-ONさんや伊藤さんのインタビューもあってとても充実した内容です。
少し高いのがネックですがおススメです。
僕は友達が少ない 第2巻 [Blu-ray]
けっこう酷評するレヴューがあるのに驚いた。
まだ1クールのうち半分も終わってないのに・・・・
憂さ晴らしは2ちゃんとかでやってほしいもんです。
原作がかなり面白いのでハードルが上がってアニメのスタッフや声優もプレッシャーを感じたと思いますが個人的にはいい出来だと思います。
原作のファンなら買うべきかと。
花咲くいろは 8 [Blu-ray]
第二十三話では、いわゆる「スノーラビット」が走行するシーンが描かれています。ほとんどのアニメだと、この部分事実と異なる部分があるのですが、他の話での419系の描写など、かなり正確を期しています。とくに、トンネルにスノーシェッドがついている部分、緒花の乗った「スノーラビット」が、関越自動車道を乗り越えるところを空撮で描いているのですが、この部分、鉄道マニアである自分としては、数年後には現実からなくなってしまう部分の記録映像としての価値もあり、大変感動しました。そういう描写もリアルですよ。
僕は友達が少ない 第4巻 [Blu-ray]
本巻に収録されている第8話についてよく目にする
終盤のシリアス演出への批判について考えてみました。
私は『コメディ』のみがこの『はがない』の魅力だとは思っていませんし、
原作最新巻までの内容を踏まえると、あの演出で納得しています。
以下、原作最新巻(7巻)までのネタバレを多少含みますので、
未読の方はご注意を。
まず、夜空はとにかく子供時代のトラウマを引きずっていて、
それが上手な人間関係の構築が出来ない所まで発展しています。
その弊害である所の『人混み酔い』が本話では登場するわけですが、
ここで小鷹が『隣人部も発足当初から変わってきたのかな。。』
と感じていた矢先に、あの『人混み酔い』により夜空達が突然帰宅するという出来事があり、
『まだ変われてないのか。。』と残念に感じています。(心配している?)
この演出も原作最新巻(7巻)途中までとことん『ソラ』『タカ』との関係に拘り続ける
(変化出来ないままでいる)夜空の事を考えると、特に違和感のない演出だと思いました。
もちろん、この時点で小鷹は夜空が『ソラ』である事には気づいていないので、
この時点での小鷹→夜空に関しては単純に隣人部の仲間としての想いだとは思いますが。
かくいう私もこの話しを原作で読んだ時は、コメディとしてあっさりスルーしていました。
そして『はがない』はその残念な話しでとことん笑わせてくれる作品であると思っていました。
しかし原作7巻を読んでいて、その印象も変わりつつあります。
この作品は、先にも触れていますが、どこまでも昔に拘り続ける夜空の、
そして友達が欲しいと言いつつ、実は同じく状況の大きな変化を恐れている小鷹の、
『成長』の話しでもあるのかなと今は思っています。
そして、この点を踏まえれば、あの8話の演出も、個人的に妙にしっくりくるのです。
原作ファンの方でアニメの演出を見て原作と違う、作者がかわいそう、といった意見を
言われている方がいますが、その方たちは原作をどれだけ、作者の意図をどれだけ
理解出来ているのでしょうか?
もちろん私も理解出来ているとは思いません。
そんなのは原作者の口から直接聞かないとわからないでしょう。
しかし自分の解釈と違うからダメだ、それは間違っている、
というのはいかがなものでしょう?
私はこのアニメの演出で一つ本作に関しての考えが深まりました。
自分の解釈の違いから一方的なレビューを書かれているものを見て
本当にこの作品が好きなのであれば、もう少し柔軟にとらえても良いのでは?
と感じ、本レビューを書かせて頂きました。
このような内容ではありますが、本作を視聴するに当たって
頭の隅の方にでも置いていただければ幸いです。
それでは、長文失礼致しました。