ある日神さまに
このCDは5月に発売されたものですが、聴いた感じはむしろこれからの季節(年末)に合うのでは。
クリスマスソングではないんですが、二人の多重コーラスは冬の夜に良く合うと思います。なぜ夏に向けてリリースされたか判りません。
お二人とも個性的と云うかクセがあると云うか独特の声の持ち主なので、二人が並んで歌っているか重なって歌っているかを聴き分けてみるのも楽しいです。
Starry Waltz
ローゼンメイデントロイメントED、鍵姫物語永久アリス輪舞曲OPと
単に当て付けたのではなくしっかり作品の主題歌として作られた曲をリリースしてきたこのユニットですが今回も例外ではありません。
アニメの舞台演劇の様な雰囲気にピッタリでOPの映像と一緒に見るとこの曲以外は考えられないという気持ちにすらなります。
霜月はるかさんの吸い込まれるような歌声に酔いしれてください。
西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女 (中公文庫)
おもしろいとは聞いていましたが、荻原氏の作品を読むのは今回は初めてです。
当初は暇つぶしに買ったのですが、いつしか最優先で読んでいました。
おもしろかったー!って、声を大に言いたい気分でした。
こんなおもしろい本(私好みの本)をこれまでに読まないでいたなんて、
なんて勿体無いことしたんだろう~と悔やんだくらいです。
ファンタジー好きで、ボーイミーツガール的なお話が好きな方は
はまると思います。
続きが楽しみです。
西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)
この小説――やられた!
4巻くらいからおかしいなぁ、はて、もしや? と思ったけれど…!! まるっきりあれじゃないか! ネタバレになるから一応書かないけれど。まさかそうくるか!?
ビックリした。こんなファンタジー小説、初めて読んだ。少なくとも、いっぱしの子ども向け童話をねらった小説としては「異端」。ある種これはライトノベルだ。アマゾンの批評でいろいろ語られているのも分かる。入り口は正統派ファンタジーなのに、出口はそうではない。
でも、もし私が子どもの頃これを読んだとして、十分はまって、十分好きな小説だったことでしょう。そういう方が、むしろ好きな女の子だったから。
西の善き魔女〈4〉 世界のかなたの森 (中公文庫)
この四巻で、これまでの西の善き魔女の世界が一気にひろがっていくような感じを読んでいてうけました。四巻はこれまでの王宮のせま苦しい暮らしから、主人公が広い舞台へと羽ばたいていく感じがして、みていてとてもわくわくし、楽しむ事が出来ました。これまでの巻もとても面白かったのですが、やはりこの主人公には自由でのびのびとした・・・誰にも縛られないというのが似合うのではないかと思います。 主人公にとってはとんでもない・・・見ているほうには面白いことがいろいろとおこりましたが、探し求めていた彼もみつけ、見事捕まえることが出来、よかったなあ・・・と、一安心しました。