ドラマCD ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編)
~作風がマニア向け(ギャルゲーの1種)でもある為、外見の判断で敬遠される方がいるかと思います。
しかし、当作品は骨太のミステリーです。
推理小説が好きな人には、是非とも原作を一読して欲しいです。
原作は同人ソフトである為、購入経路が非常に限られています。
その為、原作を体験せずに当ドラマCDの購入を検討される方がいるかもしれません。
も~~し、そのような方がいれば、原作を一読するまで購入は控えるべきです。
原作を読まずして、このドラマCDは楽しめません。
そう断言してしまうほど、このドラマCDの出来は良かったと思います。~
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6 (Gファンタジーコミックス)
『皆殺し編』完結です。
私は原作未読で、アニメで結末はしってましたが、アニメの方はオブラートに包んであったんですね…。
今まで『ひぐらし』でも結構エグイシーンはありましたが、この話はきつかった…。
読み終えた後は、さすがにへこみました。
まぁ気持ちを切り替えて、『祭囃し編』でこの鬱憤を晴らしましょう。
読まれる方は腹をくくって読みましょう。
(結構きますよ)
余談だが、『ひぐらしのなく頃に、語ばなし編 五巻』(アンソロ)『祟殺し編』後のある人物の事が描かれているので、興味がある方はどうぞ。
PCゲーム「ひぐらしのなく頃に 解」オリジナルサウンドトラック
祭囃し編のエンディングテーマ「そらのむこう」を聞いた瞬間、なるほどこれは「ひぐらしのなく頃に」という壮大なストーリーのラストを締め括るにふさわしい曲だと思いました。歌詞には、この作品のテーマの1つであるだろう「仲間への信頼」が歌われており、古手梨花の望んだ世界がそのまま再現されています。これがもう素晴らしいのなんのって…おそらくこれだけでも買う価値(というか私はこれが目的で買いました!!)があります。クリア後の感動をまた味わいたい人、ひぐらしが好きなひとは絶対買ったほうがいいです!!
ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 4 (ガンガンコミックスJOKER)
支援者を失った超執念深い研究狂が
輪廻転生と時間の輪を操れる角の生えた神様と対峙し敵対します。
強い思いが未来を変えるということでパラレルワールドの同一人物に強い思いでテレパシー送りまくったりして味方を増やし、
さあこれから研究の為なら人間なんていくら殺しても構わないって人を叩き潰そうと言う段になってシステムエラー。
次巻以降の対決はいったいどうなってしまうのか?!
ひぐらしのなく頃に解 第一話~目明し編~(上) (講談社BOX)
目明し編は綿流し編の解決編であり、ほぼすべての謎がわかります。
ひぐらし解で一番(唯一?)推理小説らしい内容ですが、
アニメやコミックなどではそのトリックの内容や犯人の狂気にばかり焦点が当てられ
それらの凶行に至るまでの迷いや葛藤などの心理描写があまり描かれていませんでした。
しかし原作に忠実な小説版ではしっかりと一人称で犯人の心理描写がなされていて
さらにアニメ版などでは省かれてしまっていた、ある重要な真実が前提として常にあるため
終盤の展開がとても説得力のある秀逸なものになっているように感じました。
アニメではただの狂った殺人犯だった犯人がしっかりと人間として描かれ、
その狂っていく過程と哀しい最後が非常に良く描かれています。
音楽が無い分、全体の雰囲気では原作のサウンドノベルに若干劣りますが
小説はどこでも自分のスピードでサクサク読めるので時間の無い方には小説版はオススメです。
表紙や挿絵もそれほどオタクっぽく無いので個人的にgood!