日本でいちばん社員のやる気がある会社 (中経の文庫)
『日本でいちばん大切にしたい会社2』で取り上げられていたので興味をもっていた未来工業の創設者・山田昭夫氏の著書。
聞き書きっぽい文章で、山田氏のべらんめぇ調が好き嫌いがあるかもしれませんが、『日本でいちばん〜2』を読んだあとだと、こういう人だからこそ際立った会社が運営できるんだなと、なんとなく納得できてしまう(笑)。
『日本で〜2』でも紹介されていたエピソードの詳細や、「日本一休みが長い」など社員のやる気を起こす背景(経営哲学)がわかってたいへん興味深いです。
要は「工夫」。会社をよくする工夫=社員が喜ぶ工夫を常に考えることの大切がわかりました。
今は絶版らしい、アールエフさんの文庫本も出してくれないかな……。
CITIZEN (シチズン) 目覚し時計 パルデジィットR077 電波時計 8RZ077-019
24時間表示も出来るのがよい。(この手の製品では出来ないのも結構ある)
あとバックライトの青色がチョットうれしい。
電波時計機能は、初期設定時に受信感度表示が全然上がらなくて焦ったけど一晩おいたら正常に。
不満な点は、目覚ましONにすると設定時刻を数秒間表示するんだけど、このときバックライトが連動しないこと。
例えば寝るときに部屋の電気消して、ベットから腕を伸ばしてアラームセットしたときに、暗くて設定時刻が見えない。
さきにバックライト付けてからアラームONしても、点灯時間が短いからだいたい間に合わないし…
逆にそれ以外では満足してるんで、まあ買って良かったです。
ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる
ご存知、未来工業の山田氏によるビジネス本・・・というか「未来イズム」紹介本。が、基本的には前作の「日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”」で紹介された「ホウ・レン・ソウ」の禁止、「残業禁止」「年功序列・終身雇用」「営業目標・ノルマなし」・・・等々の未来工業ならではの「きまり」を「再度説明している」といった風で、前作と内容的にはかぶる部分も多いので、☆は3つとした。ただやはり、この会社の成功の基である「逆転の発想」「創意工夫」そして「徹底的な効率化」という部分には、大多数の企業にとって、大いに参考になる部分があると思うし、「常に考える」というスローガンの元、常時、謝礼付きで改革案を募集していたり、「まずやってみて、ダメなら元に戻すかやり方を変える」といった様々な「未来イズム」はこの会社の成功例からもひどく説得力があるのも確かである。「企業経営のバイブル」とまでは言うつもりはないが、経営に頭を悩ませている企業等にとっては、さまざまな「ヒント」が散りばめられている「参考書」といっても過言ではないであろう。
ただ、ほんの、ほんのチョッとだけ「自慢げ」な感じがしてしまったのは私だけであろうか・・・
日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”
製造業の創業社長からの大変シンプルなメッセージだ。 この未来工業と言う会社は、差別化の困難な建築電気という国の決める規格の中で事業を行ない、そこで差別化を最大の武器とする。どのような差別化かという事例も幾つか述べられており、発想の柔軟さが参考になる。 また、徹底して合理的な計算による社員性善説に基ずく施策は、中小企業は大いに真似るべきだろう。 それらは社員性善説の範疇に入るのだが、真に「合理的」なので、結局性善でなくとも企業としてはプラスなので、本当に自分の会社の社員は性善か性悪か悩むことも無い。 自分でルールを変えられる中小企業の社長は是非取組めば良い事例が沢山あるし、ルールを変える立場にないサラリーマンは人事・総務の人に読んでもらおう。活き活きとした会社に一歩近づくだろう。