純情きらり 総集編 [DVD]
朝のドラマの主演に新人ではなく、実績のある宮崎あおいを起用したのも、初めてなら
主人公が最後に死んでしまうのも初めて ですよね。
色んな意味で特別な作品です。視聴率もどんどん高くなって、達彦と桜子の結婚式で25%
超えを皆さんから愛された作品でした。
総集編は一度放映されて、色々なシーンがカットされて残念だったのが本音でした。
ファンとしては頑張って、完全版を買うしかないかな?と考えてしまいます。
但し、NHKの朝ドラマの総集編は特典映像がついているのが魅力です。このドラマのクランク
アップ集は良かったですよ。
NHK連続テレビ小説「純情きらり」オリジナル・サウンドトラック
ん〜。壮大な感じ。ちなみにクラシックみたいなBGMです
やや癒されます。チェロがメインです!
作曲は大島ミチルさん チェロは長谷川陽子さんです
自分は架橋で盛り上がろうと広がっていくイメージのところが好きです
最初の導入は優しい感じですねぇ。
川のイメージが強いかな??
このドラマ自体は、
男まさりな女性が出てきたり、泣き虫や尻にひかれる男がでてきたりな
昔の田舎の話ですが、やはり音楽がメインのようなので引き立ってる
のではないでしょうか。
ピアノソロ NHK連続テレビ小説 純情きらり
心をリラックスするために弾くにはうってつけです。「純情きらり」で流れていたオープニング等の音楽がピアノで簡単に弾きたい方にお勧めです。ただ私は、連続テレビ小説の音楽では、「あぐり」の方が断然好きですので、この本を購入したことでさらにその思いが強まってしまいました。
火の山ー山猿記(上) (講談社文庫)
読むのに根気がいりましたが、生を受けた者の尊厳を考えさせられた作品です。
先ず、登場人物が多く、登場人物の相関関係図が必要と思った。
富士山噴火の歴史。鉱山技師そして学者である父、有森源一郎が採掘した鉱石の話。
末っ子、有森勇太郎の回想ー戦前、戦中、戦後の時代を通した有森家のルーツ、家族が歩んだ道。
又、勇太郎以外の回想もあり、上巻は時間軸まで混乱してしまった。
しかし下巻は、無頼家の画家ー杉冬吾の情死、姉ーさくらの出産から結核による死までを中心にストリーは進む。
家の没落、家族の離反と絆、情死した夫の残された妻、
自分の遺伝子を残そうとする女性の強さ、壮絶な出産、
死への恐怖、兄弟姉妹とはいえ貧しい者同士が手助けできる限界。
一つ一つ丁寧な描写は作者の想い、力量が私の体中を一気に駆け抜け、
「死ぬ時に、ああ、私にはもっと別の人生があった筈なのに、と
自分の生涯を後悔しなければならない程親不孝な事があるだろうか」
この一節に最後は震える想いでした。
純情きらり 完全版 DVD-BOX 3
が温かくて好きです。普通のハッピーエンド(みんなが幸せになってめでたしめでたし)よりも少し悲しい方が心に残ると思います。悪者がひとりもいなくて恵まれ過ぎているヒロインだっなら、共感できないので。あの時代ピアノが家にあるのは恵まれていると思った。