レッド・オクトーバーを追え! [DVD]
今は無いけど三軒茶屋の名画座でこの映画を観ました。最初はとっつき悪かったけど、話が進むにつれてのめりこんでいきました。それから潜水艦の出る映画やマンガ(おわかりですね)に引きずりこまれて、さあ大変‥でも面白いけどね。主演:ショーン・コネリー、共演アレックス・ボールドウィン&サム・ニールです。
レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
公開当時、私は中学生でした。
まだ冷戦の真っ只中でありリアリティがありました。
よってレッドオクトーバーのクルーが英語で話すこの映画には、子供心にも違和感を覚えたものでした。
「だったら吹き替えで鑑賞しよう」という事になるのですが、
ある一点がどうしても我慢ならないのです。
それはデコイをわざわざ「おとりの物体」と訳している事です。
細かい事と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、「主砲発射」を「この船で一番大きな大砲を発射しろ」とは訳さないでしょう?ショーン・コネリーのファンには女性も多いでしょうから、可能な限り訳したのは理解できるとしても、
デコイを射出するような状況は、緊迫感満点のギリギリの場面なのにも関わらず、
「おとりの物体」
なんてかまされた日には
まさしく撃沈のドッチラケですよ。
語彙が解らなければ、ネットで調べるとか簡単に出来るわけで、今回こそ「デコイ」と訂正されているかと期待していたのですが。
誠に残念です。
これさえクリアしていれば★5つでした。
ジャック・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディション・ボックス [DVD]
■ジャックライアンシリーズは、言われているような「ポリティカル・アクション」でイメージされるような作品群ではありません。ここには、王室やアメリカ合衆国大統領、CIA組織、麻薬カルテル、反政府組織、独裁政権などの権力構造が端的に描かれており、人間の喜怒哀楽、特に虚栄と貧困と憎悪について洞察されるシーンが絡み合うドラマとしても最高の出来映えです。
■それぞれの登場人物の立場に立ち、何度も見るたびに、頭がブラッシュアップされる知的な構造を備えたストーリーで、映画は、フィクションがリアルを超える方法を駆使し、国際政治の断面を切り取り、原作者の意図を壊すことなく映像化を成功させていると思います。
■内容の恣意性や、表面的過ぎという批判な対しては、ノンフィク!ションの関連図書等で情報武装してから見れば、いかに冗長度を配したソリッドな編集が行われているかが理解できるはずです。ただし濡れ場の淡白さは除いて。
レッド・オクトーバーを追え! [DVD]
特殊装備を持つソ連の最新鋭ミサイル原潜が突如不可解な行動を開始した!米ソ双方に緊張が走り一触即発・核戦争寸前の事態に・・・艦長ラミウスの真意は如何に?軍事スリラー小説の第一人者トム・クランシーの最高傑作を,ダイハードでブレイクしたトム・マクティアナンが描いた傑作.緊迫感あふれる潜水艦の描写,米ソ情報戦の醍醐味,そしてその中でただ一人真相に気付き奮闘する主人公ライアンの活躍が生き生きと描き出されています.ショーン・コネリー,アレック・ボールドウィンほか,配役も絶妙.映画化されたクランシー作品は数作ありますが,本作品がダントツお薦めです.