みなみけ(10) (ヤンマガKCスペシャル)
カナが記憶喪失になって、チアキの妹になる話がよかったです。
10巻は、お互いにみんな、これまでよりもっと何となく優しく描けてる気がします。
例えばチアキが帰ってきて、記憶喪失になったカナが何も言えないでいると、
まだそうと知らないチアキは、「お帰りなさいを言ってくれなとさびしいじゃないか」と言います。
なるほど、いつも馬鹿野郎よばわりしてても、お帰りを言ってもらったら嬉しかったんだね。
ホサカvsマキの場面も、これまでは必ずマキの「キモチ悪い!」で落ちてたわけですが、
今回は少しだけ人と人らしい会話になってました。
もちろん基調は「キモチ悪い!」に違いないんですけど。
ということで、うん、いつも通りの平凡なお話ですが、なんかいいですね ^^
そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
別マガ創刊号から読んでいて面白かったので単行本も購入しました。
この作者のマンガは好きですが、単行本は初です。
やはり方々で評価されてる通り、桜場コハルファンならまず買って損はないでしょう。
むしろ買わない方が損なくらいです。
以下本編の内容から少しズレてレビューします。
雑誌掲載時からの読者としては単行本には、加筆修正・おまけマンガ(エピソード)・あとかぎ的なものなどを期待する部分もあると思います。
この1巻にある(単行本オリジナル)のは、加筆修正・ラフ画的なもの2点・カバーの3つです。
ちなみに、掲載時各話1ページ目にある登場人物の絵は健在です。別マガ表紙に使われた絵もあります。
マンガの内容には満足だし上記の点は単行本としては普通なのですが、個人的に少し寂しく感じました。
おまけ話やあとがき的なものを期待するのは欲張りかもですが、あと一つこの作品をもっと楽しめるような何かが欲しかったです。
なので、満点はつけませんでした。
次巻は来年以降だと思いますが、何か期待したいです。
みなみけ 4 (期間限定版) [DVD]
作品自体の魅力についてはすでにいろいろ書かれていますが、いわゆる「まったり」系なのにも関わらず最後まで飽きさせずに見せることができています。原作のもった独特の間やリズムをオリジナルネタでも違和感なく表現しているのは「みなみけ」の世界観を良く理解している証拠かと思うのです。別に特別なイベントなんていらないんです。「日常のなかにキラキラがある」のですから。
みなみけ 2 (期間限定版) [DVD]
実は最初『みなみけ』のことは何も知らなかった。
『獣神演武』を見ようとしたら、たまたま放送時間が30分ずれて、
『獣神』の前にやっていた『みなみけ』第4話を見ることになった。
そしたら一気にはまってしまった。なんだこれ。
保坂が面白すぎる。こんなに面白いキャラ他に知らねえ!
「オレは南ハルカに汗を拭いてもらうんだ!」
「あわてなくても、どんどん出てくるよ」
「3リットルはかたいな」
「パパと呼べ!」
初登場にして強烈なインパクトの台詞を残しまくった保坂。
「気持ち悪い」がほめ言葉になるキャラクターをはじめてみたよ。
この4話を見て以来、アニメは全部録画し、原作も買い揃えた。
保坂以外にも見所満載。
『らき☆すた』『ハルヒ』『レ・ミゼラブル』を抑えて
「俺の中での2006・2007年ベストアニメ賞」最優秀作品賞を受賞した。
ちなみに保坂は「ベストキャラクター賞」「ベスト気持ち悪い賞」「ベスト声優賞」を
トリプル受賞した。
そんな未来はウソである(2) (KCデラックス)
一巻を購入したきっかけは、作者が「みなみ」の人だということです。
久しぶりに日常ぼのぼの漫画を読みたいなぁ、という思いがありました。
ところが、たしかに一巻は面白かったのですが、二巻を購入するか悩むラインでした。
でも、やっぱり読もうと思ったので二巻を買いました。
そしたら、二巻では、みなみけっぽさが出ていて、ヒロイン一人一人の個性が出ています。
話のクオリティは同じレベルといっていいと思います。
みなみけ好きの、まだ買おうか悩んでいる人、きっとこの漫画はアニメ化するでしょう。
今のうちにおさえとくのが得策ですよ。