Permanents
ビターでスィートなサウンドにぶるーすという「塩味」の効いた、まるで塩プラリネのような音楽。
甘く、苦く、しょっぱい。まさに人生そのもの。
Cutman-boocheは音楽にとっての「塩」のようなものだと思う。
塩はお湯の沸点を高めるというが、Cutman-boocheは音楽の沸点を高める。
塩は食物の保存に効くというが、Cutman-boocheも音楽の賞味期限を引き延ばす。
塩を自分で作るのは大変であるが、我々はCutman-boocheという既に精製された塩を簡単に買う事ができる。感謝せねばなるまい。
ホワイトデーの贈り物としてブランデーと一緒に是非どうぞ。
cutman-booche
酒と、女と、タバコと・・・ブルース好きですか?
そんなあなたには至福の音。
大阪出身さすらいのブルースマン・金佑龍 a.k.a佑と、滋賀出身の最強のリズム隊2人が生み出すハーモニー!
そんなこんなが詰まった1枚、カットマン・ブーチェの『cutman-booche』ですね。
初めてこの方々の音を聴かせて頂いたのは、(なんと!)生だったんです。
神戸のキャバレー跡のライブハウスで、その圧倒的な存在感に感動させられてしまったのでした。
うなりを上げるウッドベース、ドラムを"しばいて"叩き出すリズム、がなるボーカル!
全てが胸に響いて、燃え上がるような興奮がたくましく生えてくる音楽です。
実際声を交わしてみると、なんとも人のいい「呑気」という言葉が似合う方でした。
そこがまた、この音を作り出す要素なんでしょうか。
みなさんにも是非、体で、心で聴いてほしい音であると思っています。
熱いハートを持つみなさんに、おすすめしたい1枚です!