ラスト・ワルツ〈特別編〉 [DVD]
まずこの値段は非常に安い!CDよりも安いではないか!この映画で初めて動くthe BANDを見ました。それまでの印象は、不鮮明なヒゲ面の写真と渋すぎる音から、相当ベテランと思い込んでいたところ、意外と若くて映像的にも格好いいのに驚いたものです。リヴォン・ヘルムの自伝によると、この企画はロビーとスコセッシだけで進められたもので、やたらとロビーが格好よく映るように編集されていると不満を持っているとのことでしたが、部外者にとっては超豪華な面子とお馴染みの曲、普通のライブ映像とは全然違うスコセッシの演出により非常に完成度が高い作品です。今回特別編ということで、特典映像やDVDならではの臨場感あるサウンドなども追加され、既にビデオ等でもっている方も、もう一回買って保存する価値は十分にあると思います。
YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2011年 07月号 [雑誌]
もうヤングじゃなくなった今でもチェックはしています。好きな雑誌です。だけど、980円って値段はどうなんだろう?高くないか? 自分が読み始めた24、5年前は500〜600円だったよ。あの頃と比べてサラリーマンの給料は上がってないです。 これ、学生さん達買えるのかな? まあ、若い人向けの雑誌にスポンサーが付きにくいのも分かるし、その若者自体減っているから単価を上げざるを得ないんだろうけど、DVDなんかはもっと安くあげられるだろうし、場合によっては無くたってイイと思う。会社にとっては甘い果実なのかな。
ダイヤモンド・ベスト ポール・モーリア・グランドオーケストラ ベスト
最近来日していなくて心配していました。
81才ですか…。名曲、名演奏の数々をありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りします。
やはり、オリジナル音源の演奏が一番いいですね。
「恋はみずいろ」はストリングスのイントロがしっくり来ますし、
「エーゲ海の真珠」もこのようにトランペットのイントロがないと物足りません。
このアルバムはそういう点で大満足です。
どの演奏もオリジナルのものなので、その曲の時代の雰囲気を良く出しています。
深夜のFM放送は今もたまに聞きますが、やはり一日を締めくくるのに、
イージーリスニングは一番です。
とかく、聞き易いというだけで、
ポール・モーリアの音楽自体が軽視される向きがありますが、
それは大きな誤解です。
「涙のトッカータ」の流れるようなチェンバロの美しいメロディ、
「蒼いノクターン」の夜空に祈る敬虔な気持ちを慎ましやかにしかも雄弁に語るピアノ、
「オリーブの首飾り」のワクワクする軽快感、
「そよ風のメヌエット」のつい微笑んでしまう可愛らしさ、
「渚の別れ」の情感のこもったメロディの美しさと切なさ…。
どの曲も、メロディ本来の持つ美しさと力強さを見事に聞かせています。
じっくり聞くと、そのアレンジの素晴らしさにあらためて感動します。
時々どうしても聞きたくなるアーチストです。合掌。