GOLDEN☆BEST ビリー・バンバン+菅原進
2人のハーモニーも菅原進(弟)さんのソロも、さわやかで美しいですね。昔からやさしい歌を歌っていらして、いつ聴いても心が安らぎます。若い頃のヒット曲に加え解散後、再結成してからの曲もとても味わいがあります。また、菅原進さんのソロアルバムには、「琥珀色の日々」はもちろん「ラッシュアワー」や「ジュリエット」など、やさしくてちょっと切ない曲もたくさんあり、いつも聴いていたいと思います。
他のアルバムに入っている「ガラス越しの君にメリー・クリスマス」という曲は、クリスマス・ソングの中でも名曲だと思います。12月には、この曲が街中に流れるといいな、って思います。
“愛してる…” Love SongsⅢ
冬美さんと同世代のアラフォーです。うーん、わかるなぁ、という気持ちの素敵な詩と歌声です。「こころが」は、ドラマのエンディングテーマ曲でしっとり聴かせます。これからも輝き続けてください。
日本の仁義 [DVD]
日本の首領シリーズから続く東映の大作路線。
頂上作戦当時、関西で山口組と対抗できる唯一の組織だった本多会が大まかなモデルとなっている
フランキー堺や藤田進など異色なキャストもあるが、ほぼオールスターキャストの王道路線
広島死闘編や日本の首領でイケイケだった千葉ちゃんが耐える役だったのが少し残念
目覚めるキヨスク―東日本キヨスク全社改革の軌跡
改革の全貌は理解できるが、具体的な手法やノウハウまでは分からない。
コンサルタントがどのように改革に関わり、どんな価値を残していったのかに興味があったのだが、終始キヨスク一人称の書かれ方がされており、コンサルタントの活躍については推測はできるものの、明確に書かれていなかったが残念。戦略コンサルファームであるADLが、戦略立案から実行のフェーズまで関わっていた事が、近年のコンサルファームの主張を裏付けるものとして感心した。
しかし、SCMのシステム構築が最大のテーマになっており、IT系のプロジェクトをよく知ってる人には少し当たり前過ぎて、面白みに欠けるかも。一般論が多く、具体的な検討資料などは出てこない。例えば、文中システムの投資効果の重要性について繰返し訴えているが、その額の算出の考え方やは出てこない。また、結局このプロジェクトでどの程度の投資効果があったのか、定性的には触れられているものの、定量データについては触れられていない(プロジェクト後間もないからだろうけど)。一般論ではどうやればいいか分かっているけど、具体的にはどうやればいいか分からない・・・そういう人が答えを探して読むには適していないだろう。個人的にはプロジェクト企画書に関して、どういう事を含むべきか書かれた箇所と、最後の仮説検証の方法が参考になった。
あと、各章で筆者が異なるのか、改革作業の様子が章順に時系列で並んでおらず、後章で触れられる内容が前章で書かれていたり、またその逆に重複してたりする内容もあり、構成がいまひとつだったように感じた。