ハルク コレクターズBOX [DVD]
アン・リー監督らしさは、あまり感じられなかったが
中盤までの主人公が「目覚める」までのドラマや
軍との戦いまでは、最近のコミック物としては
かなりいい部類だったと思う。
ジェニファーコネリーの美しさと
エリックバナの、自分の過去の記憶をめぐる謎。
それを利用しようとする企業などの交差した思いが
しっかり描かれていて、化学の暴走への警告もしている。
(昨今のクローンやバイオ技術など)
中盤のアクションシーンは、スパイダーマンのあとなので
飛び跳ねる感じの新鮮味は薄いが
ヘリコプターと岩山での対決は、映画的構図と
いいテンポで大迫力だ。
サンフランシスコへ舞台が移ってもその勢いは続く。
そして、ジェニファーの力で怒りを抑えるハルクは
ちょっと!「大魔人」の最後のよう。
と、ここまでは良かったのだが
最後のニックノルティ(父親)との対決は
どうしても「ナゼ?」となってしまう。
一番会わせてはいけないもの同志を
なぜ2人で会わせる必要があるのか?
そこからの「変身」してからの決闘は
CGのクオリティも落ち、ゲームの画面のようだった。
最後の続編を臭わせる終わり方は「お約束」なのだろうが
映画のハルクは「正義のヒーロー」ではないと思うので
ちょっと空回りしていると思う。
DVDの特典で(入るであろう)、アンリ-自らハルクへの
演技をしていたりするシーンが面白い。
裏プライド読本―超人気格闘技-もう一つの楽しみ方
これを読めばプライドの見方が変わります。桜庭がかわいそうになります。高田への怒りが起こります。ヤクザが格闘技から金を生み出す錬金術の仕組みがわかります。私はプライドが好きですが、このような不透明な部分が早くクリアになって、健全な運営が行なわれることを望みます。
NO LONGER CHILDREN 子供失格(1) (アクションコミックス)
簡単に内容を説明すると、筋肉が異常発達した5歳児が、UMAをフルボッコにするだけという
そこだけ聞くと「何だそれ!?」な漫画ですが、本当にそれ以上説明ができないので困りもの
です。
作者の描き込みに対する熱意がすごすぎて、かなり画面が見づらいことも多々あるのですが
この漫画に限っては、それがプラスに働いているような気がします。
「Web漫画アクション堂」のHPで第1話を試し読みできますので、それを読んで気に入ったら
この本を購入しても満足できると思います。
中国超人インフラマン [DVD]
他の方が書いているレビューを読んでも納得。
まさに、特撮ヒーローの皮を被ったカンフー映画。
インフラマンのデザインは、バトル・ジャパンを作ろうとしたら、いつのまにかファイヤーマンとイナズマンが混じっちゃったような感じ。
アクションのキレは流石です。
個人的には、考えたら負け!と考えていて、頭から終わりまで素直に楽しむ姿勢で臨みました。(臨むって程じゃないけどね)
まぁ、アクションもので字幕を見続けるのが切ないので、星を1つ減らしてみました。
あー、楽しかった。
最強のプロレス技読本―完全図解!!必殺のリアル・テクニック!!やっぱりレスラー=超人だった!!
表紙や値段からしてふざけているのかと思ったら意外とちゃんとしていて良かった。
技の説明は簡単だけどイラストや写真も付いてて分りやすいし、
選手の経歴や技の歴史についても軽く触れられていて良かった。
ただし、出版年数が経っていて情報が少しだけ古いので新書で買うのはもったいないかも。
プロレス初心者なら読み易いし良いと思う。