ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇
虫相撲、朝顔、海水浴…、不思議と懐かしさを感じれるゲームです。
毎日同じ繰り返しのはずなのにその中の微妙な変化とか発見など…、このゲームだとゆったりとした時間が流れて、単調な毎日でもイライラしません。きっと他のゲームで毎日同じようなことをしなければならないんじゃ、イライラしっぱなしだと思うんですよね。(私は恋愛シミュレーションとか育成ものはイライラしちゃうんですが、これは全然しませんでした。)
子供の視点から牧歌的な毎日を送って、時には衝撃的な事実を発見したりするんですが、主人公の「ぼく」はそんなことは気にもとめない様子。だから、事件の真相を執拗に追うんじゃなくて、大人達の会話から自然と、プレイヤーは真相を想像できる。その真実がつらいものであっても主人公は「ぼく」だから、楽しい夏休みを過ごせるんだなと思いました。
エンディングは全部で3つしかなく、少なめですが、ゲームをやりこむというよりは、ふっと思い出したときに遊んで楽しめるゲームなんじゃないかなと思います。