シューティングゲームサイドVol.2 (GAMESIDE BOOKS)
Vol.1に続きVol.2もAmazonで予約購入したので評価させて頂きます。
・アーケード(レトロ.オールド)ゲーム
・シューティング
・グラディウス
上3つのキーワード内で1つでも反応した方には即買いをお薦めします!損は無いと思いますよ。
書籍不況時代に このような本は貴重です。
沙羅曼蛇 ポータブル
マニアな人向けの、BGMのお話を。
ギャラリーモードには、各作品の本編で使用されている曲の他に、
沙羅曼蛇の未使用曲19曲(THUNDERBOLT、SLASH FIGHTER、COMBATを含む)、
ライフフォースの未使用曲16曲(FLY HIGH、STARFIELD、BURN THE WINDを含む)、
沙羅曼蛇2の未使用曲8曲(NO FUTUER、FIRE TRIPPER、NERVOUS BREAKDOWNのバージョン違いを含む)
が収録されています。
また、沙羅曼蛇、XEXEXはMIDI版も収録されています。
(「MIDI POWER」ver.2.0及びver.4.0に収録されていたもの)
今回パワーアップしたグラディウス2ですが、パロディウスポータブルの
MSX版パロディウスのように、REMIX版BGMがあったりはしません。ちょっと残念。
ギャラリーモードには「LEGEND OF GAME MUSIC -PREMIUM BOX-」で付けられた
正式名で収録されていますが、未使用曲「Synthetic Life」は入っていません。
個人的には沙羅曼蛇2のNO FUTUER、FIRE TRIPPER、NERVOUS BREAKDOWNが
ゲーム版とCD版の両方入っていたことがポイント高いです。
あとは沙羅曼蛇デラックスパックのタイトル曲や、MSX版沙羅曼蛇の曲、
グラディウス2の曲のネメシス'90改バージョンなんかもあれば…
そこまで言ったらさすがに贅沢というものでしょうかね。
沙羅曼蛇
アーケード版と海外版『ライフフォース』を
足して2で割ったような感じ。
ですがその結果それぞれのタイトルにおける不満点を打ち消し合い、
「憶えゲー」ながらも絶妙なゲームバランスを実現しました。
特筆すべきはグラフィックもサウンドも
ファミコンとは思えない程素晴らしいという点。
これより後にコナミはファミコン用ロムカセットに
特殊音源チップを搭載し更にパワーアップしていくのですが
これは任天堂が「コナミによる特殊チップの開発」に
ゴーサインを出した結果なのです。
この頃の任天堂は俗に「大任天」とも呼ばれ
まさに独り天下。家庭用ゲーム機のシェアをほぼ独占し
サードパーティのリリースするソフトにも
厳しい制限&細かいチェックを行っていたのでした。
そんな折、社外の一ソフト開発業社に
ファミコンの今後を担う特殊技術の開発を任せる
というのは非常に稀な事だった訳です。
それ以降、コナミと任天堂のソフトに関しては
ファミコンというゲーム機のスペックでは
到底考えられないような
特にサウンドとグラフィックの面において
秀でたタイトルが次々と世に送り出される結果となります…
無論スーパーファミコンが登場するまではの話ですけどね。
…ってなわけでファミコンの可能性を広げた新技術開発の
「先っちょ」であるこの『沙羅漫蛇』、一見の価値ありです。
ちなみにPS版などのDXパックや他機種の完全移植版よりも
こっちの方が断然長く楽しめると思いますよ。オススメです!!
沙羅曼蛇~Again~
一番のポイントは【MSX版】の音源が収録されている所ですね!去年リリースの沙羅曼蛇アーケードサントラにも収録されていませんから。個人的には【MSX版】の音源の方が好きです。いかにレベルが高いサウンドなのか確認できるハズ!アーケード版に無い曲もあるので是非聴いて欲しいです。アレンジも良い感じです♪一番の欠点は入手が難しい点です・・。
沙羅曼蛇アーケードサウンドトラック
沙羅曼蛇、沙羅曼蛇2、ライフフォースの音楽が収録されているので
余す事無く堪能することができる。
しかし、1ループが短い曲が多いので、AC以外のシリーズ(特にMSX版)の
音源を収録しても良かったのではないかと思う。
曲自体について
1とライフフォースは傑作。
2は沙羅曼蛇という名前でなければ佳作。曲自体は悪くないとは思うが、
沙羅曼蛇の世界観と合っていないため聞けば聞くほど違和感を感じる。