ニールセン:フルート協奏曲
ニールセンのクラリネット協奏曲、3枚目です。
独奏クラリネットもオーケストラもこの演奏が一番です。
ザビーネ・マイヤーのクラリネット、モーツァルトの協奏曲はまあ良かったのですが、ウェーバーの協奏曲ではがっかりしました。このニールセンの協奏曲はとても素晴らしい。演奏以前に曲そのものの出来の良し悪しに拠っているのかもしれません。
独奏クラリネットだけでなく、ベルリンフィルの小太鼓がいいですね。ラトル/BPOの組み合わせで交響曲第5番も聴いてみたくなりました。BPOの主席クラリネット奏者がこの協奏曲を演奏できる位のテクニックを持っていればの話ですが。
曲の解説も詳細で国内盤を買って正解でした。他の2枚は輸入盤だったのです。
ウルティメイト・ジャイヴ・リミキシーズ(1)
JIVEレーベル所属アーティストの名曲リミックスが詰まった1枚。
プロモ盤のみリリースで当盤以外ではマズ耳にできないHI-FIVE(ft.Jay-Z)などの曲や、今となっては入手が極めて困難な曲が満載。
CLASSICAL 2のシングル・オンリーだが、HIP HOPクラシックはTEDDY RILEY製作。
各アーティストのアルバムをお持ちの方にもお薦めできる1枚。解説も上物。
ザ・トーナメント [DVD]
キャプションで読むと殺し屋のトーナメントがあって優勝者を競う合う一見ありがちなB級的な内容かと思っていましたが、実際内容的にもよく出来ていて話の内容は言うと参加者の殺し屋の体内に発信機を埋めて、お互いの存在がわかるようになっていて、その中で一人のスナイパーがそれを取り出し偶然にいた神父さんにその発信機を飲ませ、その神父に殺し屋が迫っていくとゆう、その中で東洋一のスナイパー通称ライライと名乗る女性が神父を守りつつ敵を倒していく物語なんですが脚本がいいのか楽しめる内容になっています。
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
タイトルだけ読むと、デザインや制作関係の人、もしくは企業でマネージメント業務に携わっている人対象の「専門書」のよう。普通のOLにも役立つから、と友人に薦められたから購入したものの、もしそうでなかったら、一生手に取るチャンスはなかったかも・・ともったいない気がし、投稿しました。
世界的に有名(だそうですね)なデザイン会社が、自社の例を用いながら、アイデアをどのようにして生み出し、形にしていくのか。また、自由な発想を生み出すためのオフィス環境づくり(ハード/ソフトの両面)をあますことなく披露。翻訳モノにしてはめずらしく、わかりやすい文章です。ふんだんに用いられたカラー写真も魅力。
楽しくてカラフルな小物やおもちゃをオフィスの机まわりに置くことでコミュニケーションが活発になったり、気分も楽しくなるものなんですね。(読後、すぐに実践し、そう感じました)
感銘を受けたのは、ブレーンストーミング(ブレスト)の7つの秘訣。わたしの元上司は大のブレスト好きだったのですが、「ブレスト=糾弾大会」と化していたので、トラウマになっていました。ホントはこんなに夢のあるクリエイティブなものだったのね、と目からウロコ。でも所詮、日本人には無理なこと? と思っていたところ、つい先日読んだ『考具』(加藤昌治著/TBSブリタニカ)のなかで、本書のブレスト法が「アイデアを考えるためのツール」として紹介されていたので、びっくり。日本人なわたしたちでもできるかも・・?と思った次第です。たしか少し前のエスクワイア誌でも、オフィスデザイン特集が。徐々にオフィススタイルも変化しつつあるのかなと感じました。