ダメおやじ (1) (双葉文庫―名作シリーズ)
この本は、「ダメおやじ」シリーズの後半と言いますか、初期の破壊的なギャグ漫画時代のものではありません。
古谷三敏氏の「薀蓄(ウンチク)」モノに傾斜していて、ホノボノ、暖かな読後感のある作品集になっています。
古谷氏は、赤塚不二夫氏のフジオプロでアイデアスタッフとして赤塚ギャグ漫画を作り出してきた人です。
赤塚氏が、奥様に電話で言い訳している古谷氏を見て、ダメおやじを思いついたようなことをどこかに書いていました。
最初の頃は、赤塚氏もそうとうな割合で参画しているようです。
破壊ギャグから抜け出して、古谷氏の世界を作り上げていく過程にあるのがこの頃の「ダメおやじ」でしょう。
良い味が出ています。
王子と執事 愚弟カップリング計画(ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
メインキャラの攻め役(表紙絵・右)を見て
思わず某タレントが頭を過り、もう彼にしか見えなくなりました。(笑)
(同じことを思う人は多いのではないだろうか…)
内容はエロ全開です。
ハードエロやリアル描写が苦手な方は回避推奨。
攻めキャラは、ヘタレ+鬼畜。
受けキャラは、ピュア+淫乱。
現代のメイド喫茶を舞台とした物語で
道具プレイ、コスプレプレイなど、何でもあり。
絵柄的には、やや癖がある。
また、2ちゃんねるネタが時折うかがえる。
とにかくエロが見たい!という人は満足するはず。