PLATONIC SEX (小学館文庫)
テレビのバラエティ番組では、いつも長い茶髪をなびかせ軽い笑いを振り撒いている飯島愛さんの告白本ということで、まず興味をひかれました。彼女が、AV女優であったことは、まことしやかなうわさとして広まっていることもしっていましたし、その他おもしろ半分の風評も聞いていました。
そんな彼女の半生は、実際壮絶(ありふれた言葉ですが)で、彼女に比べればはるかに優等生的な人生を生きていた私の想像をこえたものでした。
しかし、一番私を驚かせたのは、彼女の歩んできた人生そのものの過激さではなく、それをつつみかくさずカミングアウトした彼女の勇気でした。今の彼女の芸能界のポジションを失うかもしれないリスクを背負っての告白。
そこに彼女を駆り立てたものが何なのかはわかりま!せんが、その勇気と挑戦は読む者の心を揺さぶるに違いありません。今、街中を無目的にさまよう少年少女たちが、すべて「飯島愛」にはなれないでしょうが、人生をあきらめず、時に転んで、怪我をすることもあるでしょうが、その傷さえポジティブに取り入れる強さを教えてもらった気がします。
プラトニック・セックス <TV版> [DVD]
ヒロインの最初の恋人である暴走族の少年を
演じていたのが、関ジャニ8の渋谷すばるですが
この頃から右手に本物のタトゥーを入れたりと
ファンとしては見ていて居た堪れない、辛すぎる
面もあるけれど、昔は棒読みのような演技だった
彼が、ここまで成長したのか、と嬉しかったのも
事実で、色々と思い出深い作品です・・・。
プラトニック・セックス
この本は、ワイドショー等で相当取り上げられ話題になっていたので「読んでみようかな」程度の気持ちでした。
AV出演などはもともと知ってはいたのでそう驚きはしなかったのですが、芸能界に入る手段として選んだ道だと思っていたので・・・お金が欲しくてそうしたって事でちょっとびっくりしました。
でも、芸能界に入るためって奇麗事を並べるよりは、はっきりしていて気持ちいいですよね。 いつも明るくておちゃらけて見える飯島さんが、自分の通った道に真面目に向き合い後悔せずに書いているのが好印象。
ご両親のことを書かれている部分では、子供に対しての接し方や自分の行動や言葉で子供をどれほど傷つけてしまっているのだろう?と、子供を持つ身としては考えさせられました。 全体に普段使っている言葉でかかれているので、とても読みやすく一気に読み終えてしまえるので読んでみて欲しいですね。
ワイドショーで言われているような過激な本ではないと思いますよ。あれはオーバー過ぎます。
プラトニック・セックス <映画版> [DVD]
友人からのレイプ、援助交際、AV・・・と、主人公あおいは、セックスを重ねます。しかし、恋人トシのセックスは、まるで初めてのようにみずみずしく、美しかった。この場面は、何度見ても胸がきゅんとします。
プラトニック・アニマル―SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫)
本当に読んでよかったと思わせてくれる本。
セックスとか愛とかの域を超えて、哲学的なところにまできてる。
自分の性に対する価値観を粉々に砕いてくれた、ありがたい1冊。