テルマ&ルイーズ (スクリーンプレイ・シリーズ)
『ハードな《プリティ・リーグ(映画)》とも言えます。』
レビュー・タイトルは、この映画を観た人なら、多分うなずいて
いただけると想っています。
(くれぐれも、各国の法律の範囲内にての取り締まり方法には、なるのですが。)
すべての《母性》へ、この映画の『思想』を捧げます。
(m(_._)m)
(This inspired from The Rose by Dear Bette Midler.)
テルマ&ルイーズ [Blu-ray]
ブルーレイになってソニーのアルティメット版に
入っていた日本語吹替が入るのは嬉しいけど、
スペシャル・エディションに収録の
400枚にも及ぶフォト・ギャラリーが
省かれてそうなので残念ながら★5つとはいきません。
たかが写真とはいえ、本編では見られない美しい風景写真や
貴重なメイキング・フォトも満載だったので
フォト・ギャラリーも完全移植してほしかった。
あとはクオリティに期待するしかないですね。
HDリマスターではないようなので
「DVD並み」でないことを祈るばかりです。
テルマ&ルイーズ [DVD]
30歳代の女性2人の日常から突然の非日常への転換、そして2人自身すら予想だにしなかったであろう最終決断。坂道を転がるように2人の内面が、状況が変化していくのだが、ブラッドピットが絡んでからは変化のスピードが一気に速まる。「俺達に明日はない」が頭をよぎる展開、そして息をのむ結末。彼女らを良く理解し救おうと奔走する独りの中年捜査官の存在と、緊迫した中にも随所にちりばめられたユーモアに救われる思いがする。最後は化粧っけもなくなる2人、女優の真髄を見る。
テルマ&ルイーズ [DVD]
大好きな作品がやっとDVDになりました。
人生に疲れた主婦テルマとルイーズが、2人でバカンスへ。しかしそこでも、甘い言葉でだまして有金一切を奪う男(ブラピ)、むりやりしようとする男、という2人のこれまでの人生を腐らせてきた「男達」にまたもややられそうになって、ブチ切れます。さえない女という印象だったテルマが、小売店で強盗を働くところなんか爽快でさえあるのですが、どんどんのっぴきならない方向へ進んでしまいます。後半、車のトランクにピストルを撃つシーンがありますが、荒涼とした広い砂漠地帯に響きわたる銃声は、2人がもはや戻れないところまで来てしまったことを表現していて、それまでの高揚感がふっとびます。
2人がやってしまったことを知りつつも彼女達の人生を理解して守ろうとする男(刑事)がいることを知らず、2人は駆け抜けてしまう、ラストは何度観ても涙涙。