Transformers: Revenge of the Fallen: Defiance
前作後日譚の「The reign of Starscream」からの設定を引き継いでおり、そのコミックで登場したキャラの一部などがこちらでもちらりと登場しています。
前作とリベンジとの間を繋ぐ作品で、オートボットのディセプティコン狩りが話のメインとなっています。
スタースクリームの刺青の謎や、何で前作で声が治ったバンブルビーがリベンジではまた喋れなくなったのか、等の疑問の答えも提示されています。
玩具のみのTFも今回新たに登場しており、表紙にでかでかと描かれているレッケージにいたってはスタースクリームとの直接対決アリ。
このコミックでは前述した「The reign of〜」の線画担当と彩色担当のコンビが最初から最後まで全ての作画を担当しています。
TFも人間もよく似ていますので、買って損はないかと。
ライヴ・イン・ジャパン~イエスタデイ・ワンス・モア 武道館1974 [DVD]
1974年5月、武道館で行われたカーペンターズ日本公演の模様を日本TVが放映した素材を元にDVD化した物なので、LIVE映像としては画質・音質とも余り宜しくありませんが、羽田空港へ到着時の喧騒や記者会見の様子(…同行した彼らの両親?らしき人も映っていますね)など、コンサート以外の映像も織り込まれた来日ドキュメント作品として捉えればいいでしょう…
TOPスターに上り詰め、ツアーに継ぐツアーで疲れきっているはずのカーペンターズだったでしょうが、"大好きな"日本公演という事でカレン自身も張り切っていて、表面的には"拒食症の影響を感じさせない"元気な姿で歌っている、貴重なLIVE映像です…
リチャードはもとより、トニー・ペルーシ(ギターが上手い! ノリノリのDJ風MCと共に魅せてくれます)やボブ・メッセンジャー(ベース、サックスetc.)、カビー・オブライエン(ドラム)などなど、永年、苦楽を共にしてきたバンド・メンバーも皆リラックスして演奏しているし、ドラムを叩きながら歌うカレンのなんとも嬉しそうな顔がとっても印象的… 特にカレンが、"ひばり児童合唱団と日本語で歌う"「SING」の映像は、他ではまず手に入らない"ファン必携"の大変なレア物となっています…
オンリー・イエスタデイ1989
大学3年の時にベルリンの壁が崩壊した。あの頃は左翼が全盛とはいえないがまだそれなりに影響力があると思われていた時代だった。日本経済は好調で飛ぶ鳥を落とす勢いだった。ニュースステーションは久米宏がキャスター。はっきりいってそのニュースを見たときは実感がわかなかった。冷戦が続くと思われていた。そんな時いきなりの壁崩壊。国際化、経済援助、サークル、一般ピープル(般ピー)竹下派、小沢一郎、笑っていいとも、ヤルタからマルタへ、自由主義経済の勝利 etc. そんな時アメリカへ行ってみたい、アメリカは本当にソ連に勝ったのか。そんなにいい国ならこの目で見てみたい。あの時は昭和天皇崩御もあった。一学生のフィールドワーク。支離滅裂な行動も、20年も経てば笑い話。そして私の青春。
オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)
世界恐慌時代当時のアメリカについては、本書が不動の古典としての地位を確立している。本書が取り扱う1918〜31年のアメリカは、前半に反資本主義的な運動が少なからず行われた。1920年にはウォール街で爆弾テロ事件が発生している。その後、自動車やラジオといった新産業が隆盛を極め、空前の好景気を迎えたアメリカは土地ブームや株式ブームに突入。一転して1929年に大暴落を迎えると、底なしの不況に陥っていった。
以下は本書の一部である「1931年のはじめごろ、かすかながら好転の兆しが見えた。暴落していた株式市場は活気を呈した。しかし3月になると、そのぼんやりとした黎明の兆しは間違いだったことがわかった。そして春のあいだ、また下落が始まった。生産はふたたび減少した。物価は下がった。株価は低迷して、1929年11月の恐慌のときの水準すら、この時期に比べると、とても高くそびえ立っているように見えた。配当が減らされたり停止したりして、倒産がふえてくるにつれて、人びとの意気沮喪ぶりが深刻になった。いったい、どこまで落ちこむのだろう。底はないのか」
こんなことにならないためにも、私たちは今こそ「歴史の教訓」を是非とも本書から学んでいただきたいものである。
イエスタデイ 沈黙の刻印 [DVD]
2020年の近未来を舞台に繰り広げられる謎の連続誘拐殺人事件。事件を追う特殊捜査隊のユン隊長は現場に残された証拠品から1年前に起きた自分の息子殺しの犯人と同一人物ではないかという疑念を抱き捜査にあたる。事件の背後にある遺伝子をめぐる謎の国家プロジェクトも浮き彫りに・・・派手なカーチェイス、銃撃戦。出演者のアクションシーンに引きこまれる壮大な作品に仕上がっている。キム・ソナのアクションシーンがかっこいい!